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蛇の目ピロコの戦友“被災地”宮城県“勝山”12代目蔵元ハリケーン男が拘るオリジナル「遠心分離法」!

 前回、日本酒の製造過程にある“醪(もろみ)”と、この醪を“酒粕”と“液体”に分けるためにしぼる“上層”の事を少し説明させて頂きました。
 この上層にはいくつかの方法があって、勝山さんは「遠心分離法」という新しいオリジナル法で作業されているんです!!

 通常“上層”とは、酒袋に入れて吊す方法「袋吊りによる搾り」、槽(ふね)と呼ばれる昔ながらの搾り機(これは今ではあまり見られない貴重な機械です・写真)を使用した手法で、布で出来た酒袋に醪を詰めて槽の中に敷き詰めて上から押して搾る「槽による搾り」、アコーディオンのような形をしている機械「自動圧搾機による搾り」が挙げられます。
 この上層の過程で“お酒が空気に触れる”“圧力が加わる(熱が発生)”“袋と接触する”。
 それによって酒質に変化をもたらすんですが…。

 勝山12代目蔵元“ハリケーン男”は約2年の試行錯誤の末、遠心分離機での「遠心分離法」を生み出したのです。
 この“遠心分離法”は、酒粕から完全に分離し低温で高純度の日本酒のエッセンスのみを抽出する手法なんです!!
 空気に触れず酸化が一切ない状態で瓶詰めされるため、殆ど酒質の変化がないという、320年続く仙台伊達家御用蔵“勝山”の代表作「暁(あかつき)」“純米大吟醸”をどうぞお試し下さいませ!
 ハリケーン男曰く「この“暁”はいままでのあらゆる日本酒の概念を越える次世代の酒」だそうです。
 なんと全日空でも取扱いされているんですよ〜!

 今、日本がこんな時だからこそ、被災地で頑張っている勝山さんの日本酒で“花見酒”(現在では桜の下で気軽に楽しめる春の好例イベントになっていますが、本来の花見には豊作を祈願する意味が込められているんだそう)を堪能し、復旧&復興に向け日本中が心豊かに自然に笑顔が戻ればと、ただただ祈るばかりです。
 皆さん! 力を合わせてもう少し頑張りましょう!!

(蛇の目ピロコ)

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