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【ドラマの見どころ!】月9がとうとう昼ドラ化、竹内結子ならコブ付でもOKのナゾ。『夏の恋は虹色に輝く』

 今日の【ドラマの見どころ!】は、松本潤(嵐)主演『夏の恋は虹色に輝く』(フジテレビ系)。昨年はTBS系「スマイル」で惨敗の視聴率だった松ジュンと、久々に連続ドラマ出演の竹内結子によるラブストーリー。子持ちになっても竹内さんが相変わらずかわいいのは認めるけど、前回「月の恋人」の篠原涼子といい、なんか月9ヒロインにまで子持ち女優が幅を利かせるのってどうなのかしら。今回は役の上でもお母さんなんだって。

 二世俳優・楠大雅(松本潤(嵐))が、明るくひたむきなシングルマザー北村詩織(竹内結子)と出会い、迷いながらも恋に、仕事に、奮闘する姿を描くラブストーリー。偉大な父を持つ二世俳優がパッとしないって、よくある事だけどそれを日本で5本の指に入るくらい忙しいアイドルグループ嵐に所属する松本潤がやるって、嫌み?アノ有名人の息子や、コノ有名人の息子にケンカを売ってるみたい。そういえば、海が似合うアノ有名人の息子の俳優さん、最近見なかったけど9月に江の島の環境について自ら撮った映画を公開するらしいわ。大雅のモデルはこの人なんじゃ…。

 それにしてもこれ本当に月9? って疑いたくなるほどゆる〜いつくりの恋愛ドラマ。詩織の娘の海ちゃん(小林星蘭)にお友達ができなければ松ジュンが教室に駆けつけ、お水が怖くてプールで泳げなかったら松ジュンが水にドボン。その他も海ちゃんと松ジュンがご本を読んだり、お外で遊んだり、何これ皇室番組? 松ジュンが小さなお姫様に仕える執事みたい。まったくもってテイストが月9じゃなくて昼ドラよ。

 大雅の芸能事務所で働く事になった詩織は、伸び悩んでいる元子役の桜(桐谷美玲)の付き人となり、重宝される。社長の青木(松重豊)をはじめここでもみんないい人。唯一イヤミな感じだった人気俳優の伊良部譲(ソフトボーイの永山絢斗)も、第4週目にしてイヤミじゃなくなってるし、ぬるい環境で生きている二世タレントの日常そのまま、なんとも盛り上がりに欠けるほのぼのドラマね。いっその事父親役だった伊東四朗の回想シーンを増やして、お年寄り向けに作り直したほうがいいかもしれないわ。

 大雅の兄で小学校教師の楠大貴(沢村一樹)がエロ男爵キャラ全開でいい味。毎回出てくるカメオゲストも楽しい。でもチャッピー的には、「その恋は、何色なんだろう。人を好きになるとき、世界は初めて色を持つ」とかいうゆるんだキャッチコピーのラブストーリーより、大雅が出演するシーンがカットになってしまったた劇中ドラマ「赤眼鏡探偵シリーズ」(山村紅葉主演)のサスペンスの方が気になるわ。(チャッピー)

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