「難しいと思うよ。だって一本が3,990円もするんでしょ?」と開口一番ネガティブな大久保。鳥居もつられるように「高いね、高すぎるよ!」と絶叫すれば「ちょっとね〜」とブリトニーも苦渋な表情。本作は3人が女を磨くために様々な企画に挑戦するバラエティーだが、彼女たちの趣味思考のためか、回を重ねるにつれて放送限界の下ネタ中心のカオティックな番組になってしまった。小島よしお、狩野英孝、エスパー伊藤という異色トリオの男版が同番組の前に放送されていたが、それ以上に過激で危険な番組になった。ちなみにその男版の感想は「すごいメンバーで番組をやっているなと思ったけれど、果たして誰が得をするのか…」(大久保)、「エスパーの前に狩野君が立っていて、もっと立ち位置を考えればいいのにと思って、チャンネル変えた」(鳥居)、「千葉では放送してないから知らない」(浜田)とボロクソ。
さらに自身の女版に対しても「スタッフが全然お笑いをわかっていないんだと思う」と辛口の大久保は、「お昼にカレーが食べたいと言ったら、毎回カレーしか出ないし。バカの一つ覚えですね(笑)」と振り返る。鳥居も「ロケも許可が取りやすいからといって代々木公園が多いし、しかも集合と解散はなぜか目黒」と謎多き制作スタイルに苦言を呈していた。一見不満ばかりだが、その厳しさは番組に対して愛を持っているからこそ。「私の中では気楽な仕事で、この番組のロケがある前の晩は、午前3時くらいまで飲んでも平気かなと」(大久保)、「ロケの前日は下着も替えないし、お風呂も入らないでOK。休んでも別段問題ない」(鳥居)、「撮影中にもお酒を飲んでいましたからね」(浜田)と自然体過ぎる撮影当時を振り返る。
また鳥居は「意外にボイン!」と大久保の隠れDカップを明かし、「番組当初はベージュの下着だったのに、番組の最終回になぜかアグレッシブな下着を身に付けていた」と証言。デザインについて「ドブの中を顕微鏡で覗いたときに見つかるミジンコみたい」とけなされてしまった大久保だが「ペイズリー柄の可愛いやつですよ。番組最後だと思ったらテンション上がっちゃって、打ち上げで何かあるかと期待した」と頬を赤らめながら白状していた。ちなみに肝心のDVDの売り上げ対策の件だが、売れても印税が入らないと知った3人は「もったいぶってバラバラに売らないで、ボックスにすればよかったのよ〜。2個でニーキュッパくらい?」(大久保)、「放送当時にYouTubeで流したんでしょ? だったら誰も買わないよ」(鳥居)、「もっと早く売ればいいのに。忘れちゃうよ」(浜田)と完全に興味を失っていた。
DVD「大久保×鳥居×ブリトニー 3P Vol.1」は東映ビデオより発売中。Vol.2(2011年1月21日発売)、Vol.3(2011年2月21日発売)、Vol.4(2011年3月21日発売)各税込:3,990円