地図は作品の舞台となる2015年の首都「第3新東京市」が現在の箱根町に当たることから同協会が町おこしの一環とて企画した。きょう11日から箱根の主要観光ポイントなどで1万部無料配布される。
4日から6日まで箱根町内で先行配布が行われた際には、平日にも関わらず300人を超える列ができた。「綾波レイの部屋」や「NERV本部」が“建つ予定”の場所が示されたお宝地図を手にしたファンは大喜びだったという。
地方自治体にはアニメや映画を町おこしに積極的に取り入れ、大成功している例が多数ある。鳥取県の「水木しげるロード」や、最近では「おくりびと」のロケ地となった山形県酒田市などが典型例。町おこしを狙ったロケ地招致合戦が起こるかもしれない。