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守屋前防衛次官証人喚問決定の裏で山田洋行と小沢一郎のただならぬ関係発覚

 防衛専門商社「山田洋行」との不適切な関係が指摘されていた守屋武昌前防衛次官(63)が、同社元専務(69)から自衛隊員倫理規定施行後もゴルフ接待を受けていたと防衛省の聴取に認めたことが22日分かった。与野党は同日、守屋氏の国会証人喚問を決定。海上自衛隊補給艦の給油量訂正問題も含め福田政権は難しいかじ取りを強いられるが、その裏で民主党・小沢一郎代表(65)と山田洋行のただならぬ関係が23日発覚した。
 小沢氏と山田洋行の関係を報じたのはけさ23日の読売新聞。同紙によると、小沢氏の事務所は22日、小沢氏の2つの政治団体が同社から計600万円の献金を受けていたことを明かした。
 小沢氏側は「山田洋行とのおかしな関係はない」としながらも、誤解を招かぬよう23日午前中にも全額返還するという。

 資金管理団体「陸山会」が1995年から99年まで年50万円、計250万円の献金を受けたほか、小沢氏が代表を務める地元岩手県の政党支部もおこぼれにあずかっていたたことが分かった。2000年から03年にかけては自由党岩手県第4総支部が計200万円、04年から06年までは民主党岩手県第4総支部が150万円の寄付を受けていたという。
 読売新聞はこの日の1面トップで山田洋行のアメリカ現地法人を東京地検特捜部が捜査していることを報じており、小沢氏の記事は2面の「関連記事」扱いだった。
 山田洋行はF2支援戦闘機用エンジンやイージス護衛艦用ガスタービンなどを防衛省に納入してきた専門商社だが、守屋氏のみならず小沢氏がどのような言葉で潔白を訴えるかに注目が集まりそうだ。

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