大人気バラエティの今週は、“彼女の前では甘えん坊芸人”がトークテーマ。ひな壇ゲストは、ハーフ芸人で人気上昇中のマテンロウ・アントニーやサバンナ・高橋茂雄、TKO・木下隆行などで、ドン引きする実話や、普段は見せない気持ちの悪いウラ顔を披露した。対するゲストは、甘えることを知らないバカリスムと、やや甘えん坊の大島麻衣。バカリズムは着席するなり、「僕は心のセキュリティがすごい」と、ひな壇芸人たちをけん制。芸人たちが、おもしろく話す様子にも眉をひそめて、時には睨みつけた。芸人から「でも、素質はある」と見抜かれたが、のちにFUJIWARA・藤本敏史が、妻の木下優樹菜とおこなっている“ラブ・シートベルト”を実践すると、「ここまでやるんなら、死んだほうがマシです」とバッサリ。人見知り芸人のセキュリティは、やはり堅かった。
●第2位「親父がネグリジェ着て、いらっしゃいませ〜!って出てきた」(浅草キッド・玉袋筋太郎/テレビ朝日系列『徹子の部屋』9月10日)
ソロでは初出演の玉袋が、イケメンの長男や自身の家族について赤裸々に語った。目を潤ませたのは、10年前に亡くなった実父の話題になったとき。実父はもともと雀荘のオーナーだったが、経営が傾いたため、閉店。のちに、同じ東京・新宿区内でスナックをオープンした。玉袋は中学2年生。「来るな」と言われていたが、興味本位でその店の扉を開けると、「親父がネグリジェ着て、いらっしゃいませ〜!って出てきた」。実父からは「男の仕事場に来るんじゃない」と怒られ、以来、親子の距離を置いた。数年後、芸人になったあと、新宿2丁目に遊びに行くと、ママさんが現役時代の実父を知っており、「すごい楽しいお店だったわよ」とホメてくれた。その瞬間、抱いていた憎悪が消え、泣きじゃくったという。
●第3位 「1週間に1回会ったとき、(嫁を)すごく抱いてる」(千鳥・ノブ/MBS系『明石家電視台』9月9日)
明石家さんまの関西ローカル番組。さんまに指された観客席の客が、ゲストに質問するトーク番組だ。今週は、初出演となった千鳥。オープニングで、大悟、ノブともに一児のパパだが、大阪に妻と幼児を住ませたままで、本人は単身赴任中と説明。さんまから、「浮気はないの?」とストレートに聞かれると、ノブは「ないです。1週間に1回会ったとき、(嫁を)すごく抱いてるから。出会って17年経つんですけど、嫁がこないだ『まだ抱く?』って言うた」と呆れられるほど、子煩悩ならぬ“嫁煩悩”のよう。ちなみに、大悟は「これぐらいがちょうどいい。今しかできない生活を」と、独り住まいを謳歌している様子だ。(伊藤由華)
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