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打ち切りにはならなかった 不祥事が発覚していたNHKの看板番組

 NHKが看板報道番組「クローズアップ現代」の放送枠が来年4月から、現在の月曜〜木曜の午後7時半から午後10時に移動する方向で調整していることを、一部スポーツ紙が報じた。

 同番組は昨年5月放送の「追跡“出家詐欺”〜狙われる宗教法人〜」でやらせがあったと指摘され、騒動に発展。放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は今月6日、「重大な放送倫理違反があった」とする意見書を公表。先日、一部週刊誌では打ち切りが報じられていた。

 しかし、同局の籾井勝人会長はBPOの意見書公表前日の今月5日、都内で定例会見を開き、「私自身は番組が『なくなる』とは聞いていない」と否定。「NHKの看板番組。丁寧に扱うと私は信じております」との見解を示していた。

 放送時間の移動を報じた記事によると、移動先の候補の裏番組はテレビ朝日の看板報道番組「報道ステーション」。移動により、来年4月以降の午後7時半枠にはバラエティー番組を新たに編成することが検討されているというのだ。

 「枠を移動するということは、放送時間も30分から1時間に延長し、『報ステ』との“ガチンコ対決”になるのでは。最近の『報ステ』は古舘伊知郎キャスターが飽きられているものの、裏番組がつまらないため、依然として高視聴率をキープ。しかし、政治から経済、事件、スポーツまで幅広いテーマを深く掘り下げる取材力や姿勢が評価されてきただけに、NHKが総力をあげれば、“報ステ超え”もしくは、それに近い視聴率を獲得することができそう」(放送担当記者)

 NHKとしては、不祥事があった同番組の“汚名”をなんとか挽回したいところか。一方「報ステ」の制作陣は頭を抱えることになりそうだ。

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