そもそもの発端は5・19のシリーズ開幕戦。菊地毅と対戦した泉田は、ゼロ戦キックを受けた際、菊地の肘が左目に入り、大きく腫れるケガを負った。試合後に直行した病院での検査で異常はなかったが、医師からは再検査の指示。それから約2週間経っても泉田の左目にはコブのような腫れが残ったまま。眼窩底骨折の疑いもあるという。
そんなわけで現在の泉田にとって菊地は怨敵なのだ。にもかかわらず、選手会興行の6人タッグトーナメントでは、選手会長の志賀賢太郎によって、その菊地と同じチームを組まれてしまった。そんな状況に我慢ならない泉田は菊地とチームを組む代わりに、志賀にある条件を飲ませた。それが「セコンドに女性を付ける」というものだ。
「後厄だし、今年こそ何とかしたい。セコンドに女性が付いてくれることで、そこから何か生まれたら」と泉田はニヤケ顔。
※6・3ノア札幌大会は6月4日発行号で大特集を予定しています。