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『ツインリンクもてぎ』で深まる“家族の絆”(第1回)

 インディジャパン300やMotoGPなど、たびたび国際的な大レースの舞台となる栃木県の『ツインリンクもてぎ(以下TR)』。FIA(国際自動車連盟)公認の国際サーキットとして世界的に知名度が高く、モータースポーツファンならその名を知らない者はまずいないであろう。また、“西の鈴鹿”同様に様々な複合施設が備え付けられているので、それほど熱心なモータースポーツファンでなくとも、十分に満足のいくオススメスポットだ。
 これから3回に渡ってTRの魅力をお伝えしていこうと思うのだが、まずは3月20日にオープンしたばかりの新フィールド『モビパーク』の体験レポートからお届けしたい。

<子供たちのために、そして大人たちのために>
 家族の絆の希薄化、家庭内コミュニケーション不足…。これらはずっと以前から叫ばれ続けている現代社会の問題点の一つだが、一向に解消される気配がない。そればかりか、凶悪犯罪の低年齢化は進む一方であり、また育児放棄等により自分の子供を故意に死なせるという、昔では考えられなかった事件も多発している。今回誕生したモビパークは、こういった現代社会の問題点が出発点にあるようだ。
 ちなみにモビパークとは、3歳から乗り物体験ができる「プッチタウン」、子供たちにとってのモータースポーツの入り口の役目を担う「カートランド」という従来の2施設に、「ファンファンラボ」「ファンファンフィールド」という新施設(前者はリニューアルオープン)を加えたフィールド全体のことを指している。
 
<親子で協力して楽しめるアトラクションが満載>
 さて、まずはファンファンラボから紹介していこう。こちらには『クイックレーサー』と名づけられたアトラクションが新設された。場内にはポールが3本設置されており、指定されたポールの間を小回り専用のマシンで通って得点を積み重ねていくアトラクションだ。中学生以上の付き添いがあれば2歳から乗車可能で、小学1年生以上なら単独での乗車もOKだが、大人が運転してもこれが意外に難しい。家族で協力プレーもよし、競い合うのもまた一興だ。その他、ファンファンラボ内には自動車教習所用の運転シミュレーターや、「ファンビークル」という電気モーターで走る乗り物も設置。また、レース開催時にはドライバーを招いてのトークショーやサイン会なども行われる予定だという。
 続いて「ファンファンフィールド」。この敷地には「「ACRO-X(アクロエックス)」「キッズパイロット」という2つのアトラクションが用意されており、いずれも遊園地のそれを彷彿とさせる。本格的なアトラクションに子供たちはきっと目を輝かせるに違いない。特に前者のアトラクションはなかなかの凝りようで、コースには坂道や凸凹道、水たまりなど様々な障害が待ち構えており、それはさながら悪路を走る4WD車体験といったところか。4人乗りとなっているので、家族でチャレンジして100点満点を目指そう。
 
 まだまだ紹介しきれていない部分も多いが、モビパークには“親子で協力して楽しむ”ことをコンセプトに開発されたアトラクションが、本当に数多く用意されている。家族サービスに悩むお父さんは、是非一度出かけてみてはいかがだろうか。(第2回につづく)

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