主演男優賞:ホアキン・フェニックス、助演男優賞:フィリップ・シーモア・ホフマン、助演女優賞:エイミー・アダムス。
『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』から5年、ポール・トーマス・アンダーソン監督の最新作。第69回ヴェネチア映画祭では銀獅賞・優秀男優賞・国際批評家連盟賞を受賞。そして1月13日に授賞式を控えるゴールデングローブ賞でも同じく3部門(主演男優・助演男優・助演女優)ノミネートを果たしている。
第2次世界大戦後の混沌としたアメリカを舞台に、人生の目的を失い、やがて信仰にすがりつく元兵士が主人公として描かれており、人間をあらがえない力で服従させる教祖“マスター”とその妻も絡みあい、人間の深層心理をえぐり出す、刺激的で芳醇なドラマ。3月22日(金)からTOHOシネマズ シャンテ、新宿バルト9ほか全国ロードショー。
なお、アカデミー賞授賞式は2月24日に行われる。
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