酒井は09年8月に覚せい剤取締法違反で逮捕され、懲役1年6か月執行猶予3年の判決を受けたものの、現在は芸能活動をこなしている。
そんな酒井をバックアップし続けていたのが故人の会長。もともと酒井の継母の40年来の知人で、酒井にとっては10代の頃から世話になっていた「育ての親」のような存在だった。
同誌によると、6年前に故人が肝臓がんで亡くなった後、長男が会社を継いで社長に就任。
父親の死後も酒井と良好な関係を続けていると思われていたが、金銭トラブルで酒井を提訴。原告はその会社で被告は酒井になっているという。
第1回弁論は、先月20日、東京地裁で行われた。裁判の記録は酒井が「世間に知られたくない」として、非公開にされているのだとか。
この記事を受けた一部スポーツ紙によると、酒井は現在、同社ビルの一室を借りて長男とともに住んでいるが、会社側に立ち退きを求められたものの、急な要請に対応できずにいたところ訴えられたというのだ。
酒井は事件後、同社ビルの一室を新たな自宅として提供してもらい、賃貸借契約を結ぶなどしていたという。
「まだテレビには出れないものの、仕事はそれなりに軌道に乗っている。長男は中学受験し、学費の安い中高一貫の学校に合格するなど親孝行。家族での生活も安泰かと思われていた中の、まさかの金銭トラブルだったのでは」(芸能記者)
なぜ、酒井が訴えられるに至ったかが気になるところだが、裁判所がどのような判決を下すのかが注目される。