>>「未成年の女の子をあんな場所に…」本田望結の体当たり食レポに心配も、感心の声に変わる?<<
例えば、放送初期に人気だったのが、サービスを断ると「騒ぐんじゃねえ!」と叱ることで有名となった“鈴子ママ”。茨城県日立市にある中華料理店「民民」(※民民の「民」は「王おうへん」の「民」)の女主人だ。自身が密着された放送回をリアルタイムで見ながら大喜びする姿が印象的。その気さくさにファンレターを送ってくれる熱心なファンもついたほどだ。
埼玉・羽生市にある食堂「味のイサム」の店主も人気だ。同店は、4人前相当の唐揚げ20個が950円、チャーハンが器にこんもりと盛られて700円と良心的な店だが、人手不足のため厨房での夫婦喧嘩が絶えず、その口喧嘩もまた、店の“名物”となっていた。
そんな時、取材で訪れた番組ディレクター。店主の「アルバイトやる?」という誘いで、いつの間にか配膳や片づけ、まかない作りを担当。他にも犬の散歩やお墓参りなど、もはや家族の一員になっていく様が話題を呼んだ。だが現在は、8月に店内でボヤがあったため、残念ながら休業中。再開を心から待ちたい。
同じく、取材スタッフが弟子入りしてしまったのは、埼玉・滑川町にある蕎麦屋「會津野 茂三郎」。一見、ぶっきらぼうだが、根はやさしく腕は確かな蕎麦打ち名人・五十嵐さんのもとに弟子入りした人数はこれまでに35人。
そこへふらりと取材しに訪れたADを、宿賃が浮くからと泊めさせた翌日から「弟子」「36番、皿を3枚くれ」といつの間にか“弟子認定”。その「36番」がみるみる上達したことで、危機感を募らせた別の弟子たちの声を受けて、一度は「破門」にしたものの、自分のオンエアを見て、「破門を解く。俺が悪かった」と謝罪。さらに、新たに弟子入りしたいという男性を、五十嵐さん、ADとともに「三者面談」する場面も衝撃的だった。現在も弟子が増えているという。
他にも、激安で海鮮料理を提供するあまり採算が取れず、値上げはせずにUber Eatsのアルバイトをしているという、神奈川・横浜市内の居酒屋「食楽たざわこ」の店主。また、真夏にエアコンが故障してしまい、40度近い調理場で汗水垂らして奮闘。新品のクーラーが設置されるまでを密着した感動ドキュメントが話題を呼んだ、静岡県沼津市のスパゲティ店「スパゲティ夢の中へ」のマスターなど、世知辛い今の日本にあって、奇跡のような人柄で客を呼ぶツワモノがいる。今年はどんなキャラを発掘してくれるのだろうか?