この日、番組では貴乃花親方の今後について特集したのだが、東国原は「宣言しときますわ」「貴乃花さんか原監督、このどっちかが(衆院選に)出てくると思う」ときっぱり。東国原は、貴乃花親方か青山学院大学の陸上競技部監督で箱根駅伝4連覇中の原晋監督が政界に進出すると断言していた。東国原は9月29の『胸いっぱいサミット!』(カンテレ)でも、「政治の世界にはスポーツ枠というのがあり、谷亮子さんがやめて参議院は1枠空いている」と言い、「自民党から絶対、声がかかると思う」と言い切っていた。
しかし、ネットではこの発言に対し、「貴乃花はそもそも出たがる性格ではない」「相撲協会の為だけに政治家になるって言うのもちょっと違うような気がする」といった疑問の声が挙がることに。さらには、東国原に対して「あなた自身が出たくて仕方ないんでしょ?」「無責任な予想」と言った批判も多く、お節介だと捉えた人も多かったようだ。
「貴乃花親方の今後については、貴闘力さんが各所で話していますが、退職してからは協会とはもう揉める気がないようで、ひっそりと暮らしたいと言っていますね。貴闘力さん自身も貴乃花親方に『国会議員になれ』と話しをしたそうですが、貴乃花親方に『何をアホなこと言っているんだ』と一蹴されたようです。今はとにかく平穏を望んでいるのだと思います」(芸能記者)
だが一方で、貴乃花親方の政界進出を望んでいる人も一定数いるようだ。
「ネットでは『相撲界だけでなくスポーツ界全体にあるイジメや暴力について、変えていく力を持っていると思う』『貴乃花は、被害者としていろいろな体験を通した考えがあると思う』などの声があり、期待を膨らませている人も少なくはありません。今のところ、貴乃花親方は誘われても固辞するかと思いますが、政界進出が叶えば、それこそ相撲協会側はヒヤヒヤものでしょう。今、一番恐れていることだと思います」(前出・同)
もし政界進出ともなれば、一発逆転もありそうだが…。