1日の臨時理事会で貴乃花親方の退職が決定したが、貴乃花親方が主張する「5つある一門いずれかに所属しない親方は部屋を持てなくなると言われた」「告発状の内容を事実無根と認めなければ、一門の所属が認められないと要請された」といった事柄について、協会側は「一切ない」と否定。うやむやのまま、貴乃花親方は退くこととなった。
番組では、こういった一連の動きを紹介し、大見氏にコメントを求めたのだが、大見氏は「こういう形になりましたけど、相撲協会はこれで一つの大きな試練をクリアしたわけですから」と発言。違和感を覚えたMCの加藤浩次が「クリアでいいのかな」と疑問を投げかけ、ゲストコメンテーターの元関脇・貴闘力も「こういうこと言われると、見てる方は嫌ですよね、“クリア”したとか」と重ねると、大見氏は「経験を踏んだと言い直しましょう。これを次に生かしてほしいですね」とケロッと発言。この言葉も加藤が拾い、「結局ゴールにたどり着いていない感じがして、僕はモヤモヤしたものが残っている」と追及を止めなかった。
これを受け、ネット上では「関係者の本音を表してる」「腐ったミカンはもう捨てたと言わんばかりの発言」「お粗末すぎる」など、大見氏に対する批判が広がることに。一方で、大見氏の言葉を聞き流さずきちんと追及した加藤に対しては「素晴らしいやり取り」「加藤さんが言いたいことそのまま言ってくれた」など、称賛の声が相次いでいた。
「これまで大見氏は何度もスッキリに出演していますが、はっきりとした物言いの貴闘力さんに対し、どこか自信なさげに言葉を選んで話している印象でした。加藤さんが協会の闇を追及しようとした際も、貴闘力さんが『この辺りは言えない』と、まさに癒着を認めているような発言をしていたのが印象的でした」(芸能ライター)
この日、加藤に「まず記者クラブなくしますか」と言われ、焦って「私の行くところがなくなるじゃないですか」と答えた大見氏。この一言を聞いてもかなり闇は深そうだ。