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芸能界斜め斬り 朝青龍よ、帰国するなら引退せよ! 婦人とは別居中で、四面楚歌

 朝青龍がモンゴルから急きょ帰国したのは、7月30日だった。日本に戻った朝青龍は、8月1日、相撲協会から出場停止2場所、4カ月の自宅謹慎と減俸30%の処分が発表された。そして現在自宅マンションに潜伏したままで、まだ公式の謝罪の言葉すらいない。そして朝青龍は、今回の処分に対してノイローゼを理由にモンゴルで静養したい、という。開いた口が塞がらない。
 清原和博選手のにんにく注射で知られている平石貴久医師は8月3日夜、朝青龍を応援するように「両親がいるモンゴルに帰国させてあげるのが一番。日本で自宅治療を続ければ、現役を続けるのは無理です」と話した。さらに精神科医の本田昌毅医師も「神経衰弱です。うつ病の一歩手前。今のままならず3日で発病する。本人が望む最良の環境で静養するのが一番。本人はモンゴルと言っている」と、援護射撃をするようにモンゴルの帰国を進めた。
 ちょっと待てよ。ほかの精神科医によれば「うつ状態が2週間以上続いて、初めてうつ病と医学的に呼ぶので、3日でうつ病が発症するのは、そもそもおかしい。また神経衰弱という病名も、現在は使わず朝青龍を診た医師は、精神科医としてきちんと学んでいないのではないか」ということだ。つまり、この2人の医師は、あくまで朝青龍の人脈の医師の診断であり、信用に乏しいのだ。
 そもそも朝青龍が、ノイローゼや神経衰弱になるということを相撲界では誰も信じていない。何しろ朝青龍は、メンタル面の強さには定評があり、うつ病になるということは考えられないという。それでもモンゴルに帰る。というのならば、二度と戻って来なくてもいい。
 高砂親方も、入院治療の方針を出し、帰国すれば引退もある、という結論を出しているが、賢明な選択だろう。
 相撲協会にとって夏の巡業は、相撲界の一大イベントであり、稼ぎ時でもある。そのイベントを疲労骨折を理由に、サボってモンゴルに帰国、そして中田英寿と共にサッカーに興じていたということになれば、相撲協会も黙っているわけにはいくまい。
 さてその朝青龍に今離婚問題が持ち上がっている。これだけ騒がれたというのに、タミル夫人と二人の子供は、今モンゴルに帰ったままである。つまり別居中なのだ。この夫婦の亀裂は、一説によれば朝青龍のDVが原因と言われている。
 仮病と別居問題…。まさに自業自得といえるだろう。

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