『悪魔のカード』は昭和49年に日本で発売されたもので、タロットカードの亜種とも言える占いのできるカード玩具であった。
今回、ご紹介するのは『イルミナティカード』。その名の通り、秘密結社の『イルミナティ』をモチーフにしたカードで遊び方は普通のカードゲームとさほど変わりが無いという。
パッケージは一つ目のピラミッドのイルミナティのマークを中心に、操り人形が踊っているというド派出なもので、一見するとこちらも普通のカードゲームのように見える。
しかしこの『イルミナティカード』、注目すべきはその絵柄で、なんと世界の重大事件を予言しているという。
例を挙げればツインタワーが爆発されている絵柄や、『ゴジラ』に似ている怪獣が街を破壊している絵柄がある。
前者は絵柄の通り9月11日の『アメリカ同時多発テロ事件』、後者は日本発の放射能怪獣ゴジラという点から3月11日の『東北地方太平洋沖地震』および『福島原発事故』を予言したものだという。
この『イルミナティカード』、内容が内容だけに入手が困難と思われているが、実は手に入れるのは容易である。
インターネット通販でも扱っており、なんと今ならAmazonでも簡単に買えてしまう。
山口敏太郎は自身のラジオ番組『山口敏太郎の日本大好き』において、このカードを紹介したのだが、その際に「イルミナティカードはあくまでカードゲームの一種なのでお遊び程度の感覚で」と発言している。
たとえ遊び方はわからくても(説明書はすべて英語)、酒の席などでは大盛り上がりできるカードなので、気になる方は購入してみてはいかがだろうか?
なお、イルミナティカードは何度か再販がなされており、上記の絵柄が入っていないこともある。その際は自分で予言を解読してみるのも面白いと思う。
(山口敏太郎事務所)