オールナイトでの開催となったイベントのオープニングとして、メインキャスト陣によるトークショーが行われた。『ウィッチ』のキャラクター缶バッジを衣装に付けた多華宮仄(たかみやほのか)役の小林裕介、火々里綾火(かがりあやか)役の瀬戸麻沙美、多華宮霞(たかみやかすみ)役の茅野愛衣、倉石たんぽぽ役の井澤詩織の4名が登場。3月に放送された最終回の感想を司会から尋ねられると、「12話を終えて満たされた気持ちになりました」(小林)、「初回から完璧超人のような綾火でしたが、じつは多華宮君といることで精神的に大きく成長したんだなと」(瀬戸)、「ウサギ兵士と摩訶ロンの友情に感動しました!」(茅野)、「ちゃんと最終回まで登場して良かった(笑)」(井澤)と、それぞれ感慨深げに答えていた。
また、1話と最終話で描写された仄と綾火の登校シーンにちょっとした違いがあることなど、放送終了後だからこそ語ることができるエピソードも披露された。
その後も、「もし11連休があったらやりたいこと」、「映画館でポップコーンを買うか否か」など、作品に関することに留まらないキャスト陣のトークがユーモラスに展開。最後は「『ウィッチ』関連の展開はまだまだ続くので、ずっと作品を好きでいてください!」(井澤)、「(霞と)お兄ちゃんとはまだまだ何かありそうなので、続きが観たいです」(茅野)、「Blu-rayやキャラクターソングアルバムも発売されます! ところで今ちょっと眠い人? (それなりに手が挙がり)我慢(笑)!」(瀬戸)、「僕のデビュー作と言えるので、成長のアルバムを観ていただくような感じもありますが…上映が終わったら綾火さんの抱き枕を抱いて、自宅でゆっくり寝てください(笑)!」(小林)と、ファンへの感謝と作品への愛を感じさせる言葉でトークショーは締めくくられた。
直後からイベントは一挙上映へと突入。映画館ならではの大画面と良質な音響の中で、美麗な作画やきめ細やかな演出といった『ウィッチ』の世界観を心ゆくまで堪能することができた。一挙上映を含め、トークショーやグッズの販売なども行われた今回のイベントは、作品の魅力を多角的に再確認できる貴重なものになったと言えるだろう。
<アニメ公式サイト> http://www.witch-cw-anime.jp
(c) 水薙竜・講談社/ウィッチクラフトワークス製作委員会