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焼肉「本とさや」のロックな社長がユッケ事件を斬る!

 「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件や、O157が検出された焼き肉チェーン店「牛角」…。食肉の安全性が揺らいでいる現在、ほとんどの焼き肉店のメニューからはユッケが消えてしまった。しかし、こんな時にも頑なにユッケをメニューに出し続けている店が東京・浅草にあった。リアルライブでは頑固なまでに食の道を追究するロックな焼き肉店社長にインタビューを敢行した。

 その店とは、浅草にある開業37年の老舗焼き肉店「炭火焼肉 本とさや」(http://www.hontosaya.com/)。芸能人や著名人のサインがびっしりと貼り付けられた店内には、事件が世間を賑わせたのちも連日多数の客が詰めかけている。客の熱気と炭火の熱気と従業員の熱気でとても「熱い」店だ。店内を漂う焼き肉の煙も普段なら気になるが、ここなら「まあ、いいや!」と思わせる。

 当然ながら、トップも熱い! 社長である三浦英一氏(58)は、開口一番「やるべきことをきっちりやらなかった結果だね。食い物商売は冒険したらダメなんだよ。ウチは自信をもって正直にやってるから」と業界に活を入れた。写真の姿どおり、なんとも威勢のいい…もとい、真摯な発言だ。

 −− 一連の事件で実際のところ、どれくらい影響ありましたか?

 三浦社長「いや、ユッケの注文が減ったなんてなかったよ。逆にこの騒動で増えたぐらい。まあ、毎日チェックのために俺が食べることになったのが変わったことぐらい」

 −− それでもユッケを提供し続けるのには、相当な思い入れがあるから?

 三浦社長「ないよ。ただ生食が危険だってんなら、刺身だってレバ刺しだって危険ってことになっちゃう。ふぐなんてもってのほかでしょ? じゃあどういったスタンスで商売をやるかだと思うんだよね。自分で食べられないものは当然出さない。基本でしょう? だから俺は毎日店の肉を食べる」
 
 −− 起きるべくして起きてしまった事件、社長はどう思われますか?

 三浦社長「どうやったら280円で出せるのか聞きたかったんだよ。値段の仕組みがわからなかった。どうしてこれで利益だせるのかと。結果としてこうなったんだと思うけど、ちゃんとした卸とつきあわなきゃダメだよ」

 「炭火焼肉 本とさや」ではユッケだけでなく、極厚カルビも人気だ。画像見てくださいよ! この厚さ! 社長の胸板の厚さ(趣味ボディービル)に比例してるのかっ!

 三浦社長「うちはチェーン店じゃないから肉はその日のウチに消費してるし、卸業者との信頼関係もハンパではない。仕入れにはカネかける。だから値段はびっくりするほど安くないよ。それなりの値はつく。けどお客さんはお肉食べて元気になりに来てるのであってさ。病気になりにきたんじゃない。その点で店は正直にならなきゃいけないと思うんだ」。信頼のおける卸業者から社長自らが選んだ肉を、細心の注意を払って調理する。当然のことだが、実際デリケートな作業はアルバイトにはやらせない。調理師免許を持つ社員がやるのだ。

 <社長の熱い話は次回に続きます>

 ところで三浦社長、この頑固な性格のとおり(!?)、ロックバンド「浅草Theとさや85」を率いてライブ活動をしている。18日には浅草にある「浅草KURAWOOD」で熱いライブを見せてくれるぞ!

■6/18(土)「浅草KURAWOOD」(http://kurawood.jp/)
ストレートハートロック祭り 2011 〜久々だね!浅草より愛を込めて〜
<出演>浅草Theとさや85(http://www.hontosaya.com/band/)
18:30/19:00 ¥2,000/¥2,500

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