「中居が松本に父親の話を打ち明けたのは年始の食事会だった。中居の父と面識がなかった松本だが、“何かできることはないか。見舞いに行きたいんだけど”と申し出た。中居は松本だけだと精神的に重荷になってしまうので、笑福亭鶴瓶とタモリも一緒に来てもらったそうです」(芸能ライター)
時間の都合でタモリ、鶴瓶が帰ると、中居は松本にも帰るようにうながしたという。
「しかし松本は『これだけワーワーやってて、みんなで帰ったら、お父さんが寂しすぎるから』と、あと20分残ったそうです。中居は『ワイドナショー』で松本に対し『この人と、こういうおつきあいをしていて、ぼくの目に狂いはなかった』と語っていた」(同)
松本と中居の絆の強さがうかがえるエピソードだが、なぜ2人はこんなに親しくなったのか。
「きっかけは2人が共演したドラマ『伝説の教師』(2000年)。松本にとって初の本格的ドラマで、原案、主演も務めた。松本はアドリブが多いが、中居はそれに完璧に対応。加えて中居と松本が連日、台本読みを繰り返す中、次第に松本は中居をアイドルじゃなく、芸人として認めるようになった。それを周囲の人間から聞いた中居は喜び、松本に連絡先の交換を頼んだ。ちなみに中居の携帯に登録されている電話番号は8件のみ。その中の1人が松本で、SMAPのメンバーは入っていないといいます」(同)
意外な友情だ。