来月は京都で主演舞台が上演され、11月からは剛力彩芽と共演する舞台「No.9 不滅の旋律」(再演)が上演される。
その一方で、毎月第一日曜日にはインターネットTV・AbemaTVで7・2時間の生放送番組をこなし、日々、ブログも更新している。そして、すでに主演映画「半世界」(阪本順治監督)の来年公開が発表されている。
「炭焼き職人を演じていているが、これまで演じたことのないような役。共演は名優・長谷川博己で2人のやりとりがかなり見ものだとか。稲垣の新境地開拓の作品になりそうだと評判です」(映画ライター)
そんな稲垣だが、「週刊文春」(文芸春秋)によると、同作を含めすでに3本の主演映画が決定しているという。
ほかの主演作は1本が手塚治虫原作の「ばるぼら」。
手塚作品の中でも異色の漫画で、自身の異常性欲を認識する小説家の主人公を稲垣が演じ、共演は二階堂ふみ。
そして、もう1本が一昨年、肺がんで余命三か月を宣告された巨匠、大林宣彦監督の新作「海辺の映画館」。大林監督がそれこそ命をかけた力作だというのだ。
「現状、地上波のドラマ出演は厳しい稲垣。一時期はドラマでも映画でも脇役での魅力に目覚めたようだが、ここに来て主演映画をこなす方針に転換。マネジメント会社社長の飯島三智氏は映画に力を入れているようで、いずれも名匠の阪本監督と大林監督に預けて、稲垣を俳優としてステップアップさせようとしているようだ。特に大林監督の作品は映画賞を狙えそう」(芸能記者)
主演映画で開花する稲垣が見れそうだ。