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CMでしか見ないのはなぜ? 完全復活が果たせないのんと、元SMAP3人の共通点

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のん

 今月2日に「LINEモバイル」は記者会見で、昨年に続き今年も女優・のんをテレビCMに起用すると発表した。のんは、この他にも「UHAグミサプリ」や岩手県内の民放4局で流れる「岩手銀行」のテレビCMに起用されている。ところが、テレビドラマ出演の予定は今のところない。のんは熱烈なファンが多いことで知られているが、なぜ復帰が難しいのだろうか。

 のんと言えば、2013年に連続テレビ小説『あまちゃん』(NHK総合)に主演して注目を浴びた。宮藤官九郎が脚本を務めた青春ホームコメディは、のん(当時は能年玲奈)の飾り気のない演技とマッチ。視聴率は20%超えを連発した。驚きを表す台詞“じぇじぇじぇ”は、同年の「新語・流行語大賞」の年間大賞を受賞。ドラマが放送終了すると、その喪失感を表す“あまロス(あまちゃんロス症候群)”という言葉がネット上にあふれた。また、この声に応えて『あまちゃん』の出演者たちは同年の紅白歌合戦に出場して話題となった。

 ところがその後、のんは当時所属していた事務所と契約をめぐってもめてしまう。「演技指導の先生に洗脳されている」との疑惑も報じられる中、2015年にのんは独立して個人事務所を設立。しばらく表立って芸能活動ができない状態が続いた。

 そんな矢先、アニメーション映画の監督・片渕須直氏からの熱烈なオファーが届く。この話を受け、2016年11月公開の映画『この世界の片隅に』でのんは主演・北條すず役の声優を務めることになる。これがミニシアター系としては異例のロングランを記録。第40回日本アカデミー賞・最優秀アニメーション作品賞をはじめ数々の賞を受賞し、のんは再び脚光を浴びることになった。

 それから2年後の今年、『この世界の片隅に』はテレビドラマとして実写化が決定。満を持してのんがテレビドラマに復活するのかと思いきや、主演の座を射止めたのは若手女優の松本穂香だった。これにネットの反応は「スゲーな芸能界…のんを使わない様に必死って感じ」「のんじゃないと見る気しない」「のんのファンじゃないけど、この子よりはぜんぜん好き」と、ドラマの配役に違和感を示す意見が多数。のんにとっても、これ以上ない復帰のタイミングだっただろうが、ファンの願いは叶わなかった。

 この状況は、元SMAPの稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾の3人と似ている。3人は、在籍当時のマネージャーとジャニーズ事務所との間で確執が発生し、メンバー同士も決裂して2016年の解散に至ったと報道されている。事務所から独立した3人は、『72時間ホンネテレビ』(AbemaTV)に出演するなど定期的な話題には事欠かない。2018年上半期において、草彅は3本、稲垣は3本、香取はWebCMを含め4本のCMに出演しており、どれも好評を博している。

 ところがテレビドラマとなると、2017年9月のジャニーズ事務所退所後、民放ではメンバーはいずれもテレビドラマに出演していない。ここには、テレビ業界特有の“圧力”のようなものがあるのだろうか。

 「“芸能事務所の圧力ではないか”との噂もありますが、番組を制作するテレビ局側の忖度とも言われています。のんも元SMAPの3人もテレビCMに出演していますし、企業側からそのイメージの良さを評価されていることは確かです。ところが民放のテレビドラマへの出演は今のところない。ネットでは好意的な意見が多いところを見ると、やはりなんらかの力が働き、出られない状況なのではと思われても仕方ないですね…」(芸能ライター)

 今月13日は、のんにとって25回目の誕生日。それを祝して片渕監督は「すずさんに息を吹き込んで下さったあの日から約2年。どんな時も一生懸命でまっすぐな姿は、いつも私たちの希望でした。そしてそれは、これからもずっと」と、のんへの感謝をツイート。年齢を表す“25”とトッピングされたバースデーケーキをのんに手渡す写真も添えられている。

 のんがテレビドラマで復帰する日はいつになるのだろうか。待ち望んでいるファンも多いだけに、できるだけ早い実現に期待したい。

記事内の引用ツイートについて
『この世界の片隅に』ロングラン上映中!の公式Twitterより
https://twitter.com/konosekai_movie

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