「プレミアム」なウルトラブックとは、「この製品面白いね!」「WOW!」という驚きがあるパソコン。同社取締役・副社長執行役員の岡隆史氏は、「個人の方の、自分のもっている能力、価値を高める道具としてPCを使っていただきたい。こだわりをもって、自分を表現するような位置づけに引き上げることができないかなあと思っていた」と開発の背景を語る。デザインや質感を追求し、その製品をもっていると、選んだ人のセンスまでみえる、自慢したくなるような製品づくりをしていきたい−−そんなコンセプトのもとに作られた、ハイスペック・ハイセンスの両方を兼ね備えたものが「プレミアム」なウルトラブックなのだ。
本体は厚さ約20mm、重量 1.83kgと、とても薄くて軽いもの。そもそもウルトラブックとは、「薄くて軽い」というコンセプトのパソコン。このSPECTEは、天板、ディスプレイ、パームレスト、タッチパッドにガラス素材を使用し、艷やかに光っている。ベース部はマグネシウム合金で、これまでに見たことのないカッコイイデザイン。閉じているとパソコンと思えないほどのスタイリッシュさをもちながら、開くと13.3インチ級のボディに14インチ画面ととても見やすく、デザインにより性能面を犠牲にしていない。
性能面といえば、Core iファミリー、SSD、SD / MMCスロット、USB 3.0、USB 2.0 、HDMI、ミニDisplayPort、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Gigabit Ethernetなど申し分なし。キーボードは白色LEDバックライトが光り、薄暗くても作業可能。さらにBeats Audio TM ステレオスピーカーとアナログボリュームコントローラがあるなど、これ一台で色々な楽しみ方ができるものとなっている。バッテリーは約9時間30分の長時間駆動。
発表会では、インテル株式会社の取締役副社長・宗像義恵氏も登壇。宗像氏は、「ウルトラブックというのは、新しいカテゴリということで、ただ単にスペックがいいということだけではない」と力をこめ、「(高スペック・ハイセンスな)HP ENVY 14 SPECTREは、まさに新しい時代を切り開く代表的なもの」と断言した。
なお、HP DirectPlusと店頭では、仕様が異なります。HP DirectPlusではCore i7 に 256GB SSD 搭載の上位モデル、店頭ではCore i5 に128GB SSD搭載モデル。いずれも3月中旬発売予定になっている。
■関連リンク
日本ヒューレット・パッカード
http://www8.hp.com/jp/ja/home.html