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大論争が巻き起こる大人気の韓国人歌手・PSYのパクリ疑惑

 全米チャートで2位となり、動画投稿サイト「ユーチューブ」でのPVの再生回数が4億回を突破するなど世界中で社会現象となっている韓国人歌手・PSYの「江南スタイル」だが、“有名税”とでもいうべきか、ネット上では同局の振り付けをめぐるパクリ疑惑で大論争が巻き起こっているという。

 「『江南スタイル』の代名詞ともいえるのが馬にまたがったように軽快にステップを踏む乗馬ダンスだが、ユーチューブでの再生回数が1億回を突破した先月の初めあたりから、日本のカー用品メーカー『イエローハット』のCM『ダンス編』のパクリではと指摘され始めた。『ダンス編』は黄色いカーボ−イハットをかぶった外国人女性が外国人男性のダンサーを従えてまるで馬にまたがったように軽快に踊るが、ダンスやダンサーとのフォーメーションなど『江南スタイル』のPVに酷似している」(音楽関係者)

 日本のネット上では、「予想以上に似ててワロタwパクリと言われても仕方ないわ」などの意見が大半を占めつつ、「日本も洋楽パクりまくってるからあんまりこれでギャーギャー言うのはちょっと…」など冷静に分析する意見もあるが、これにかみついているのが韓国のネットユーザーやメディアだという。

 「韓国の大手メディアは日本のネットユーザーがパクリ疑惑に火をつけると、すかさず『日本のネットユーザーが意地の悪い指摘をしている』とし、乗馬ダンスの“起源”についてはわざわざ『1980年代にユーロダンスミュージックが世界的な人気を得て生まれた踊り。当時ドイツの男性デュオ・モダントーキングと英国のロンドンボーイズなどが軽快なユーロダンスミュージックのリズムに合わせ軽快な足の動作をするのが馬の走る姿と似ており馬ダンスと名付けられた』と解説し暗にパクリを否定。PSYはもともと9月末に日本デビューが決定していたものの、ジャスティン・ビーバーと同じ米の世界的レコードレーベルと契約したことなどもあり日本デビューが無期限延期となったが、日本でパクリ疑惑が指摘されていることも多少影響したのではと言われている」(同)

 とはいえ、全米チャートでは2週連続2位となり、アジアのアーティストとして坂本九さんの「上を向いて歩こう」が63年に「SUKIYAKI」のタイトルで1位を獲得して以来半世紀ぶりの1位獲得にリーチをかけているだけに、パクリ疑惑はその人気にはまったく影響がなさそうだ。

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