同局が清原被告をとらえたのは18日の午後1時40分ごろに約30秒間。無精ひげにトレーナー姿で、左手で開けたカーテンの隙間から、しかめたような顔で外の様子をうかがった。1度カーテンを閉めたが再び開け、取材に詰めかけた大勢の報道陣が確認できたのか、警戒した表情で窓の外をのぞいた。
各スポーツ紙などによると、 清原被告は本館7階にある「特別室」と呼ばれる個室に滞在している模様。同病院のホームページによると、料金は1日5万4000円で、入退室時に指紋認証が必要。治療も部屋で行われる。また、病院のセキュリティーはかなり厳重。外来患者の診療は1階と2階で行われるが、入院患者は3階から上。入院棟に入る際は受付で手続きを行い、面会カードの携帯が必要だという。
おそらく、清原被告は5月17日の初公判まで同病院に入院する見込み。となると、トータルで料金は300万円ほどかかるが、なぜ、同病院に入院したのだろうか。
「首都圏からそれほど遠くなく、敷地が広く、病院の周辺になかなか報道陣が近づけないという好立地だった。糖尿病の治療を理由に入院したが、同病院にはその道のスーパードクターがいて、その医師にかかればしっかり治療できるという情報を聞いたのだろう。一般の患者はなかなか治療してもらえないが、清原被告は最優先で治療してもらえるはず」(週刊誌記者)
それにしても、保釈金500万円と入院費を合わせると800万円以上。いったい誰が支払ったのかが注目される。