それによって月に600万円以上もの収入を得ているというから、本人はやめるつもりなど毛頭ないだろう。
しかし、最近では“炎上商法はスルー”という傾向が急速に広まりつつあるようだ。
「もともと、ネット上では常識からかけ離れた言動や行動は“たたかれる”傾向が強いのですが、わざと炎上をもくろんでいる芸能人に対して過剰に反応することは、結果的に彼らの術中にハマってしまうと皆が気付き始めたのです。特に芸能人のブログ収入ランキングが流出してしまってからは、騒げば騒ぐほど自分たちがどれだけ“養分”になっていたかが分かってしまいましたからね」(芸能記者)
実際に、炎上商法があまりに露骨だったために、誰も相手にしなくなって消えてしまったタレントもいる。
「お笑い芸人の狩野英孝の恋人として注目を浴びた加藤紗里も見掛けなくなりましたね。一時は狩野の浮気が発覚するたびに話題になっていましたが、あまりにも露骨な炎上発言は、次第に飽きられてしまいました。カープの優勝にかこつけて“カープ女子”をアピールしたのもファンの怒りを買いましたね。最近はツイッターで自民党の甘利明衆議院議員や三原じゅん子参議院議員とのツーショットを披露していますが、もはや“ただの目立ちたがり”としか見られていないでしょう」(同・記者)
また、最近、急速にブログのアクセス数を伸ばしているのが、元TBSアナウンサーの小林麻耶。しかし、これも突然の結婚報道があったためで、その後の引退報道やインスタ開設を見たネット民からは“総スカン”を食らっているという。
「8月8日にアップされたブログでは『昨夜はカラオケに行きました!!! ひとりカラオケが好きでしたが、ふたりも、なかなか楽しいものですね』と、暗に夫とカラオケを楽しむ姿を報告しましたが、ネットでは『だから何?』『芸能人じゃないんでしょ。くだらない日常をいちいち報告するな!』など、散々でしたね。現在のブログ人気は、主に妹の闘病に献身的に尽くした“同情票”で支えられています。果たしていつまで持つかは疑問ですね」(スポーツ紙記者)
小林は6日の投稿でも、芸能記者に直撃を受けたことを報告し《私のことも、載せないでくださいね!!!》と訴えていたが、アンチからは「これってダチョウ倶楽部の“絶対に押すなよ!”と同じだよね」と失笑を買っていた。
金のためなら炎上もいとわないという安易な考え方は、そろそろ改める時期に来ていると言っていいだろう。