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アウトなジャニーズ

 ジャニーズの夜明けぜよ−−。そんな言葉が、『アウト×デラックス』(フジテレビ系)で叫ばれている。火付け役は、A.B.C-Z・塚田僚一。同番組は、放送コードがギリギリアウトな一般人、文化人や芸能人を“アウト軍団”と称して、司会のナインティナイン・矢部浩之とマツコ・デラックスが、おもしろおかしくイジる。

 “キラキラ王子様軍団”ジャニーズとは無縁だが、昨年、そこに風穴を開けたのがV6・三宅健。そして今年、それに続いたのが塚田だ。

 アクロバットを得意とする塚田の運動スキルは、ジャニーズでトップクラス。コンサートで見せたバック転の連続25回は、いまだ誰も超えられない記録だ。しかし、その一方で、常に前向きで、声が大きく、空気の読めない言動をしでかしてしまうため、ウザがられることも多々。そんな性格で、番組出演のチャンスをゲット。歓迎されない自己紹介ギャグ、上半身を脱いで筋肉自慢をするクセで失笑されても微動だにせず、女性アイドル好きを公言、自慰行為の質問にも答えてみせた。

 このたった1回のオンエア(5月7日)は、ネットを中心にまたたく間に拡散。翌週には、レギュラーメンバーである“アウト軍団”側の席に鎮座し、同じグループの戸塚祥太をゲストで登場させた。

 A.B.C-Zといえば、Kis-My-Ft2とほぼ同期で、ジャニーズJr.時代からしっかりと基礎を積んだ実力派。およそ3年前、ジャニーズ初のDVDデビューを果たし、以降は、ジャニーズ恒例の連続1位記録を持っている。舞台経験が豊富で、5人それぞれがソロで主役を張れるほどのハイスペック集団だ。

 しかし、河合郁人が、「暇です。仕事ください」とカメラに向かって訴えるほど、テレビ露出は、ほかのグループに大きく水をあけられている。その自虐をセールスポイントにしているが、事態はやや深刻だ。

 そんな行き詰まりを打破するかのように、塚田がプチブレイク。今月に入ってからはソロでバラエティ番組に引っ張りだこ。スタジオを微妙な空気にしながらも、意に介さない性格が吉と出ている。

 エビのつかっちゃん。今もっとも旬で、NGなしのジャニーズアイドル。このチャンスを、A.B.C-Zに還元できるのか。真価が問われるのは、これからだ。

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