そして、この度、稲垣の退所後初となるインタビューの掲載が決まった。文化放送が月刊で発行しているフリーペーパー「フクミミ」11月号の巻頭インタビューだ。17日、同局から発表された。稲垣吾郎は、文化放送でレギュラー番組「編集長 稲垣吾郎」のパーソナリティーを務めている。SMAP時代に25年間続けてきた「STOP THE SMAP」と合わせると実に長い付き合いとなる。
稲垣は、SMAPのメンバーのなかでも個人の目立った活動が少なく、解散後の活動を懸念されてきたひとりだ。舞台や映画、ドラマに頻繁に出演しており、演技派との声もあるが、これといって代表作があるわけではない。
そんな状況で選んだジャニーズ事務所退所。退所後、香取慎吾と草なぎ剛はテレビでの共演が話題を呼んだが、稲垣は、テレビ番組(TBS系「ゴロウ・デラックス」)とラジオ番組各1本のみ出演。「新しい地図」のプロジェクトが水面下で進んでいる可能性はあるが、今ひとつ活動状況が掴めなかった。インタビューとはいえ、ファンにとっても個人の活動が見られるのは嬉しいことではないだろうか。
「フクミミ」11月号巻頭インタビューのタイトルは「新しい地図、新しい旅。」と発表されている。ジャニーズ事務所を退所した3人が「新しい地図」として再始動してはや1ヶ月。「NEW(新しい)」と「SMAP」を掛け合わせた言葉ということもあり、発表時から「新しい地図」についてさまざまな憶測が飛び交っている。インタビューではその真意や今後の活動についての発言を期待したい。