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劇場公開への“ハードル”が高すぎる元SMAPメンバーの映画

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AbemaTV 公式サイトより

 9月にジャニーズ事務所から独立した元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の共同ファンサイト「新しい地図」が16日、来春公開予定の映画「クソ野郎と美しき世界」の製作を発表したが、その続報を各スポーツ紙が報じている。

 各紙によると、3人の代理人を務める弁護士は、3人全員が出演する映画であることを認め、撮影はまだスタートしておらず、「ジャンル等は現在、つめている状況です」と説明。公式サイトで「NAKAMAと一緒に作る」と発表されたことに関しては、「(新しい地図の会員の)会費の一部を、映画製作費の財源的支援の一部に充てる」とした。また、劇場での公開を目指すというが、現状では、なかなか難しい状況だというのだ。

 「通常ならば、どこかの映画会社が製作費を出すか、どこかの会社が幹事になって出資を募る『製作委員会』方式で製作されるのが一般的。ところが、大手の映画会社は、3人の古巣のジャニーズ事務所に押さえられてしまっているので、話を持って行くことは難しい。劇場公開にしても、大手映画会社が持っている劇場は、ジャニーズに“忖度”して公開させないのでは。となると、公開館数・スクリーンの数はかなり限られてしまう。いずれにせよ、劇場公開に向けての“ハードル”はかなり高い」(映画業界関係者)

 ジャニーズから独立後、積極的にSNSを活用することを宣言している3人だけに、プロモーションに関しては問題なさそうだが、いざとなれば「NAKAMA」と呼ぶ有料会員たちに頼ることになりそうだ。

 「『劇場公開』とうたっていないので、ネット上での公開にしても誰も文句は言わないだろう。会員限定の有料コンテンツにする手もありそうだ」(芸能記者)

 今後、3人のグッズも販売するというから、「NAKAMA」が、この先も3人を大々的にサポートすることになりそうだ。

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