鈴鹿氏は、政治家のスキャンダルが増加している原因として、議員へのハニートラップが巧妙化している点を指摘。「秘書として入りこむということはよくあります。議員が気に入って『はい、(この人が)秘書です』って言ったら(秘書になれる)」と私設秘書になるには資格がいるが、公設秘書は資格が必要ないため、議員が気に入れば誰でもなれるらしい。そのため、秘書がスパイとしてその議員に近づき、ハニートラップを仕掛けることはよくあるのだという。
ただ、古舘伊知郎は「政治家にどっか情報なり知識なり、頭の片隅にハニートラップ的な仕掛けがあり得るってわかっていても?」と政治家になればハニートラップを仕掛けられる可能性があるとわかっているのに、まんまと引っ掛かってしまう政治家が多いことに疑問を感じる。
古舘の疑問に鈴鹿氏は「なかなかモテなくて、『東大入ったらモテるようになるんじゃないか』『官僚になったらモテるようになるんじゃないか』って、その中の一つに『政治家になったらモテるんじゃないか』って思ってた方がうっかりモテると…」と、若いころからモテてこなかった政治家はハニートラップに引っ掛かりやすいと語った。
ネット上では「鈴鹿さんの話、的確すぎ」「若いころモテてこなかった人の反動はすごいからな」「公設秘書がハニートラップの温床になっているのか」といった、納得の声が多く寄せられた。
昨今、不倫ネタがワイドショーの中心にあるため、異性関係を気にする政治家は多いだろう。そのため、ハニートラップもさらに巧妙化していくといったイタチごっこが、私たちの知らないところで繰り広げられているのかもしれない。