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「スパムじゃん」ネット上では不信感を抱く声 LINE、企業向け新サービスを発表

 3月1日に放送された『ワールドビジネスサテライト』(テレビ東京系)では、LINEが発表した新サービスを特集した。

 これまでは企業の公式アカウントを友達登録しないと、個人のLINEに企業からのメッセージが送られることはなかったが、今回の新サービスでは、企業の顧客の電話番号とLINEに登録されている電話番号が一致すれば、友達登録をしなくても企業が顧客にメッセージを送れるようになる。

 このサービスの参画企業である日本航空や全日空では、搭乗便の遅延や欠航の情報を知らせる方針だ。東京電力や中部電力、東京ガスでは、利用料金や使用料をLINEで通知する。

 ただ、送られるメッセージの中に広告が紛れていないか気になる人は多いだろう。それについては、LINEの社長・出澤剛氏は「(広告は)届かないですね。日常的に重要な情報だけに限って配信する」と広告の存在をキッパリ否定した。

 さらに、出澤氏は「日中は皆さん(自宅に)いない。ハガキなんかも見てもらえない。LINEは一番『届く』コミュニケーションツールになっていると思うので、非常にニーズは高いのでは」と新サービスへの手応えを口にした。

 しかし、この新サービスについてネットでは「友達登録しなくても迷惑メッセージが届くサービスってこと?」「重要なメッセージに見せかけて、怪しいメッセージだったりして」「スパムじゃねーか」などと、不信感を抱く視聴者の投稿が相次いだ。

 今や、LINEはわれわれの生活に必要不可欠なインフラだ。だが、便利すぎるがゆえにどうしてもLINEに振り回されることが多くなっている。今回の新サービスが新しいストレスを運んで来ないことを祈りたい。

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