遊人は今月上旬頃からツイッターを通じ、自身の漫画『チャボ』の一部を無料公開していたが、その中で「高橋留美子先生は担当編集者のランク付けを作っているという」などと漫画界の裏話とも取れるようなエピソードもともに暴露。
その中で、「20年ぶりに再会した元小学館の編集Xさんによると『名探偵コナン』のコナンを描くゴーストライターは何人もいるという。実は作者がまったく描いていないというのは一般の人は意外と知らないかもしれないですね。トリックも編集者が考えているという」と、青山剛昌氏が手掛ける国民的漫画『名探偵コナン』について、ゴーストライターがいると告発した。
さらに、遊人はその後も「『ゴルゴ13』のタイトル・設定はさいとうたかお(原文ママ)先生は自分で考えだしたわけではない。考えたのは亡き小池かずお先生だ」「天才はゴーストライター長崎尚志氏だったんですね!浦沢先生の作品ほぼ全てはこの方がタイトル・世界観・キャラ名・シナリオを作っていたんですね」「石ノ森章太郎先生の『HOTEL』のストーリーはゴーストが作ったものだ」などと、さまざまな有名漫画家の名前を出してツイートを繰り返していた。
しかし、これらの話の暴露ツイートには、自らの漫画の画像が一緒にアップされているということもあり、ネットからは、「ただの売名か」「炎上商法じゃない?」「名誉毀損で訴えられるレベル。悪ふざけがすぎる」といった呆れ声が殺到。また、漫画ファンからも「コナンを描くゴーストライターが何人もいるなら何であんなに休載多いんだ?」「コナンのトリックは編集部が実際に可能か検証してるっていうのは以前テレビでもやってたし、その辺の情報が間違って伝わってるんじゃないか?」といった指摘が寄せられている。
現在、遊人は一部ツイートを削除しているものの、「いくら人気漫画家が妬ましいからって根拠のない与太話を言いふらすのは人間としてどうなんですかね?」「営業妨害楽しいですか?何のために暴露してるの?」といった批判の声はいまだ集まっている状態。謝罪や撤回を求める声もあるが、果たして遊人が反応することはあるのだろうか――。
遊人公式ツイッターより https://twitter.com/kunimituyuji