今夏に開催される参議院選挙。現在の日本は、憲法、経済格差、経済成長、国防、議員定数、年金、医療費、女性活躍、介護、待機児童、ブラック企業問題など多種多様な問題を抱えているが、中でも注目されるのは、やはり「アベノミクス」と「憲法改正」だろう。先日、消費税を2019年まで延期することを発表した安倍晋三首相だが、野党からは「アベノミクス失敗」を指摘する声が続出。また、「憲法改正」については、依然として大規模なデモが行われているなど、国民からの注目度は高い。
昨年9月、大混乱の中、新安保法案が成立。野党や憲法学者、国民からも「違憲」との厳しい批判を受けたが、自民党は数の力で押し切った。そして、2016年3月には集団的自衛権を行使できるようにする安全保障関連法が施行された。
同番組では、各政党に「憲法改正」についてアンケート調査を行い、憲法改正派は自民党、おおさか維新の会、日本の心を大切にする党、新党改革。自民党は「自主憲法の制定が党の根本方針」と回答。公明党は改正に前向きな姿勢で「加憲」、民進党は「どちらとも言えない」と回答。生活の党、社民党は「内容次第」。そして、日本共産党は「改正すべきではない」と回答したという。
たけしは「でも憲法改正たって、憲法改正しなくたって、これだけ憲法判断がいっぱい出てるのに、また改正…」とコメント。元政治家の田嶋陽子は「余計なことしないでほしい、安倍さん」と憲法改正に大反対。また、たけしは「解釈の仕方がこれほどいっぱい…、(解釈を)してるんだから、変えたってしょうがないなぁっと思っちゃうね」と考えを示した。
そして最後に、「よく考えれば法律もそうだけども人間っていうのは都合よく出来てましてね。解釈の問題でこれほどコロコロコロコロ…。よく考えたら人間そんなモンで…」と人間の身勝手な部分を指摘した。