この日「ありがとう」と題して更新されたブログには、「映画『心が叫びたがってるんだ。』今日全ての撮影が終わったみたいです。みなさん、本当にお疲れ様でした! 終わったのかぁ」としみじみ。「始まった時は寒くてみんな防寒してたのに終わるときには半袖だったなぁ。あっという間だったな」と、石井杏奈が撮影した防寒している芳根京子の写真「Photo by 杏ちゃん」も公開した。
さらに、芳根京子が演じるしゃべると腹痛を起こしてしまう少女・成瀬順とともに「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命されたクラスメイト役を演じた3人への思い出と感謝の気持ちを綴った。
■寛ちゃん
「同い年に見えないけど同い年。少年のような寛ちゃん。でも大人っぽくもなる寛ちゃん。寛ちゃんの笑顔を見ると嬉しい気持ちになりました。ダンス覚えの悪い2人だったけど、笑あーだこーだ、そうじゃない! こうだよ! 違うよー! なんて大騒ぎしながら必死に練習して楽しかったな。笑 大樹が寛ちゃんで寛ちゃんが大樹で本当に良かった。ありがとう!」
■杏ちゃん
「可愛くて可愛くて可愛くて癒しの塊でした。人見知り同士の私たちが1か月の撮影でこんなに仲良くなれるなんて、すごく嬉しかった。2人で沢山お話しして凄くしっかりしてて年下に思えなくて でも時々、あー年下なんだなって思う瞬間になんかホッとして、凄いパワーを持ってるなぁと、勝手にね。圧倒されてました。早くゆっくりご飯行きたいっ。菜月が杏ちゃんで杏ちゃんが菜月で本当に良かった。ありがとう!」
■じまさん
「ものすごい忙しいのに、いつも現場を明るくしてくれて、そしていつも周りを気にかけてくれてました。じまさんがいなかったら4人は、クラスメイトは、こんなにまとまらなかったと思います。じまさんの素敵な人柄が素敵な現場の空気を作るんだなって、このチームに参加させてもらえて幸せです。座長。本当にありがとう。拓実がじまさんでじまさんが拓実で本当に良かった。ありがとう!」
NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』後、20歳になって初の現場だったという本作品。「一層気合を入れて大切に大切に成瀬順ちゃんを生きました。お芝居の難しさに毎日苦しみながら、唸りながら、笑でもお芝居の楽しさを感じさせてもらえた濃い濃い濃い1か月でした」と、芳根京子にとっても、思い出深い作品になったことを振り返っている。
2015年に劇場公開され、ヒットを記録したアニメーション映画『心が叫びたがってるんだ。』の実写版。舞台は埼玉・秩父の高校。本音を言わない少年・坂上拓実(中島健人)が、しゃべると腹痛を起こしてしまう少女・成瀬順(芳根京子)とともに「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命され、クラスメイトたちと一緒にミュージカルの公演を目指す青春群像劇。7月22日から全国で公開。