第9話は、菜奈(原田知世)が“交換殺人ゲーム”で引いた紙に記してあった人物・甲野(鈴木勝大)が殺されてしまい、翔太(田中圭)とともにいよいよ引っ越しを考えるという展開に。また、2人で推理していくうちに早苗(木村多江)が怪しいという結論に至り――という展開だった。
物語の核心に迫る内容が描かれた今話だが、視聴者の間では考察が進んでいるという。
「現在、もっとも視聴者の間で盛り上がりを見せているのは、ストーリーが『人狼ゲーム』を踏襲しているのでは、という説です。実は、本作のオープニングでは、生死関係なく特定の人物の写真に赤い丸が付けられていくという演出になっているのですが、その赤丸の人物に役職がついているのでは、と話題に。『人狼ゲーム』とは、ゲーム参加者が市民と人狼に分かれ、市民が昼のターンで人狼と思われる人物を推理して処刑していき、人狼は夜のターンで村人をひとり襲撃するというゲーム。本作ではこれまで、住民が特定の人物を殺した殺人事件と、誰が殺したか分からない殺人事件が交互に描かれてきましたが、それが昼のターンと夜のターンに当てはまるということで盛り上がりを見せました」(芸能ライター)
また、そのほかにも、これまで謎とされてきたポイントの考察が白熱しているという。
「菜奈と翔太は事件のことを考えるシンキングタイムについて、『オランウータンタイム』と呼んでいましたが、この元ネタはエドガー・アラン・ポーの小説『モルグ街の殺人』の犯人がオランウータンだったことに端を発するもの。実は、第1の犯行と第2の犯行の手口がこの小説になぞらえていると話題になり、他にもヒントが隠されているのでは、と視聴者間での考察が活発化しています。さらに、西野七瀬演じる黒島にも双子説が浮上するなどしており、次週の放送を待ち望む声が高まっています」(同)
いよいよ1章の最終回を迎える次週。果たして、どのような結末を迎えるのだろうか――。