物語は、前作から約15年経過した2025年が舞台。東京はゼブラシティとして生まれ変わっていた。ここでは、午前と午後5時からきっちり5分間を「ゼブラタイム」と呼び、この1日10分間に限り警察官や権力者は人を撃ってもよく、あらゆる犯罪行為が認められるという条例ができていた。
犯罪予備軍や病人・年金受給者などを合法的に始末していくことで「ゼブラタイム」導入後、犯罪発生率は半分以下に減少し、財政赤字も解消、ゼブラシティは世界で最も治安のいい都市となった。アメリカの17州にも導入され「ゼブラタイム」には出歩かないというのが、一般市民の常識となっていた。
仲里依紗演じるゼブラクイーンは、ゼブラシティ都知事の娘にして、全市民を挑発扇動し続けるスーパーアイドル。これまでの愛くるしい印象とは違い、過激でエロチックな役を演じている。その衣装は、監督いわく、「理想は何も身につけないこと。でもそれだと公開ができなくなるから最低限のところを隠して」と過激な衣装のようだ。
主人公・市川新市=ゼブラーマンを演じる哀川翔は髪を白に染め会見に臨み「命かけてます!」と意気込んだ。
撮影はこれからスタート。期待して公開を待ちたい。(www.zeb2.jp)