母親は、タイラの2005年から続いているトーク番組『ザ・タイラ・バンクス・ショー』に於いて、親の同意なしに娘を “セックス中毒”だとして出演させたことを問題視している。
ジョージア州在住のビバリー・マックレンドンさんの娘ジョエルさん(15)は、2009年10月にタイラの番組のウエブサイト上で、出演者募集に応募してから、翌月に一人でニューヨークまで招待されて、番組に“セックスが止めらないティーン”として出演した。
母親のビバリーさんは、この件はテレビ局が事前に親まで告知しなかったことが、ジョージア州の労働法に抵触すると主張している。
またビバリーさんは、「この放映された番組は、変態や倒錯者、または小児性愛者によって鑑賞されたことは疑いの余地もない」と激怒している。
ビバリーさんは、タイラ、ワーナーと番組のプロデューサーを相手取り300万ドル(約2億4600万円)の訴訟をおこした。また少女の家族は、娘が出演した番組のエピソードの再放送の禁止も望んでいる。