search
とじる
トップ > トレンド > 噂の深層 芸能界 タバコとスキャンダルの相関関係

噂の深層 芸能界 タバコとスキャンダルの相関関係

 未成年喫煙報道は、タレント生命を断たれかねない一大スキャンダルだ。その、タレント事務所と雑誌社の攻防の舞台裏を少々探ってみたい。

 週刊誌の関係者は、以下のように証言する。
 「実は、わが編集部にも“物証”すなわち喫煙写真はよく持ちこまれるんです。全く一般の方…若いOLさんとか普通のサラリーマンのおじさんとかも珍しくないですよ。飲み屋で居合わせたとか。結論から言いますと、弊社でお世話になっているタレントのスキャンダルは、未成年喫煙含めいっさい掲載しません。バーター? そんなのないですよ(笑)特にアイドルのスキャンダルだからこそ、ウチは困ります。かつてコラムを連載していたミュージシャン…といった程度のお付き合いなら、どんどんスキャンダル取材しますが」(某週刊誌編集者)

 「ウチも大手事務所ネタはNGです。社内での縛りはないですが、『雑誌が売れなければ意味ないよ』なんてやんわり上から釘を刺されたりも。ウチでさえ、いま酷い場合は一冊の利益が百万円あたりをうろうろ、なんてことすらある。基本的に、事務所とのトラブルを抱えるわけにはいきません」(別の週刊誌編集者)

 どうも、よく言われる、“喫煙写真掲載をめぐる出版社と芸能事務所の攻防”だとか、“雑誌側は、事務所側とバーター取引をし、雑誌においしいネタを提供してもらうことで喫煙はなかったことにする”みたいなことは、あまり聞けない。

 「かつては、交通事故の示談金のように、出版社側が大手を振ってスキャンダルを揉み消すための金銭を芸能事務所側に要求できる、という暗黙のルールもあったとは思います。今は特に、ケ○○ちがついている事務所のはダメ、最初から放流です。グループだとひとりひとりケ○○ちが違う場合もあり、まさにそこはアンタッチャブルでしょう」(芸能誌関係者)

 もっと見ていけば、アイドルを扱う芸能誌や女性誌あたりは、喫煙を見てみぬ振り、週刊誌はあえてネタにしない、しがらみのない一部メディアだけが目を光らせている…というような実相も見えてきそうだ。

 そうして、生け贄になるのは、女性タレントが多い気がするのも、皮肉なものだ。

 「某アイドルグループに、管理体制が追いつかない、などという噂がありますが、売れたら誰だって天狗になる。無理もないでしょう。これから喫煙スキャンダルも、気をつけたほうがいいでしょうね」(同上)

 但し、ドル箱のタレントを守るために、事務所の内部的な規律が緩むことがあるとしたら、それもよくないだろう。

関連記事


トレンド→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

トレンド→

もっと見る→

注目タグ