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“おあずけ”かおる姫でも人気は健在

 姫、脱がず。バレーボールの元日本代表で、ビーチバレーに転向した“かおる姫”こと菅山かおる(30=WINDS)が5日、JBVサテライト平塚大会(湘南ひらつかビーチパーク)に前日に続いて参加し、2回戦で敗退。全身スパッツで水着にはならなかった。しかし、浅尾美和(23=エスワン)に続くニューヒロイン誕生とあって約150人ものファンが集まり、ビーチバレーブーム過熱を予感させた。

 かおる姫はペアを組む溝江明香(18=産能大)と上下とも黒の防寒用スパッツを脱がないままプレー。ギャラリーからはため息がもれた。大会初日、菅山ペアは「寒いからスパッツをはいて試合したい」と大会側に申し入れたものの受け入れられず、“脱衣”を指示され、恥ずかしビキニデビューとなった経緯がある。今日も…と期待していたギャラリーは肩透かしを食った格好だ。

 そんな喪失感が菅山らにも伝わったのかこの日は連係も悪く、梁川友紀(28)、浦田景子(31)ペアとの試合は13-21、19-21のストレート負けを喫した。
 試合後、菅山は「経験と練習が足りない」と悔しさをかみしめた。
 それでもかおる姫フィーバーは止まらない。試合後は選手控室に出待ちができ、写真集持参でサインをねだるファンも。嫌な顔一つせず対応したかおる姫だが、ギャラリーが一番望んでいたファンサービスはあと一枚脱いでくれることだったかもしれない。

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