かおる姫はペアを組む溝江明香(18=産能大)と上下とも黒の防寒用スパッツを脱がないままプレー。ギャラリーからはため息がもれた。大会初日、菅山ペアは「寒いからスパッツをはいて試合したい」と大会側に申し入れたものの受け入れられず、“脱衣”を指示され、恥ずかしビキニデビューとなった経緯がある。今日も…と期待していたギャラリーは肩透かしを食った格好だ。
そんな喪失感が菅山らにも伝わったのかこの日は連係も悪く、梁川友紀(28)、浦田景子(31)ペアとの試合は13-21、19-21のストレート負けを喫した。
試合後、菅山は「経験と練習が足りない」と悔しさをかみしめた。
それでもかおる姫フィーバーは止まらない。試合後は選手控室に出待ちができ、写真集持参でサインをねだるファンも。嫌な顔一つせず対応したかおる姫だが、ギャラリーが一番望んでいたファンサービスはあと一枚脱いでくれることだったかもしれない。