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ラグビーW杯盛り上がりで思い出される、4年前の炎上動画事件とは

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画像はイメージです

 「ラグビーワールドカップ2019」が盛り上がりを見せている。日本は、1次リーグでロシア、アイルランド、サモアに3連勝を果たし、13日スコットランドにも勝利し史上初の決勝トーナメント進出も決定した。今大会は開催国が日本であることに加え、チーム自体も強くなっており、盛り上がりを見せていると言えるだろう。

 ただ、ラグビー観戦にあたり、予備知識がない人間にとってネックになるのが、ルールのわかりにくさである。野球やサッカーといった競技に比べると、人が重なり合うので肝心のボールが見えない、反則の種類が多いといった要素が、わかりにくさを加速させているのかもしれない。このネックを解消しようと、4年前の2015年のイングランド大会に際して作られたある動画が炎上騒ぎを起こしている。

 「日本テレビが、ラグビーワールドカップの公式サイトで公開した動画『セクシーラグビールール』(現在は削除)ですね。露出の多い格好をした女性がラグビーのルールを解説するもので、胸とお尻の大きなナイスバディな女性たちが、ぶつかり合うコンタクトプレーの様子も映されています。しかし、問題のある表現なのではとネット上で問題となり、元ラグビー日本代表の平尾剛氏はツイッターで、『ラグビーを馬鹿にするにもほどがある作りに、憤りを通り越して落胆の域にまで達しています』『こういうかたちでラグビーをPRするのはやめていただきたい』と激しい怒りを表明しました。日テレ側の釈明としては『ラグビーのルールを初心者にもわかりやすく解説する』目的があったとしていますね」(業界関係者)

 なぜ、このような動画が作られてしまったのかと言えば、海外に同様の動画があり、軽い気持ちで作られてしまったのだろう。何よりラグビー自体が当時マイナーな競技であり、エロ要素を加えなければ注目されないと、テレビ制作者の“忖度”が働いたとも言える。だが今回は、そうした小細工が不要なほど盛り上がっている。ラグビーが国民的スポーツとして認知された証拠でもあろう。

記事内の引用について
平尾剛氏の公式ツイッターより
https://twitter.com/rao_rug

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