舞台の主演俳優としても引く手あまたの3人だが、SNSでもおのおのがプライベートを発信中。草なぎはYouTuberとしてさまざまなことに挑戦しており、チャンネル登録者数は85万人を超えている。8月には、国内屈指のトップYouTuber・水溜りボンドと初タッグを組み、オムニバス作品を制作している。
9月には、フランス・パリのルーブル美術館で香取が海外初個展『NAKAMA des ARTS』を開催したため、稲垣と駆けつけている。その香取は現在、東京・銀座の帝国ホテルプラザで、スタイリスト・祐真朋樹さんとのブランドショップ店・JANTJE_ONTEMBAARを構えている。念願の店舗ディレクターとして腕を鳴らす大親友のために、ひと肌脱いだのは草なぎだ。お祝いに駆けつけた一般オープン前、一流芸能人らしく大盤振る舞いしていたのだ。
「香取さんは店で、デニムやロングコート、スカートなどをプロデュースしていますが、お客さん第1号の草なぎさんは、ロングコートを2着、デニムを1着、即買い。総額30万円を、あっという間に使っています」(番組制作スタッフ)
ロングコートは、高級ブランドで知られるSANYOの別注コラボ。10万円超えの高級品だ。デニムは、ブランドディレクションを務める有名スタイリスト・野口強さんの声が反映されたもので、裏地の裾の折り返し部分が香取のアートとなっている。
もともと草なぎは、大好きなファッションとなれば金に糸目を付けない性分。共演者や親友には、かなり太っ腹だ。今年3月、レギュラー番組『「ぷっ」すま』(テレビ朝日系)が惜しまれながらも、その20年にわたる歴史に幕を下ろしたが、終了が決定してからの企画「草なぎ剛、人生に1本のデニムを選ぶ」では、自腹で次々お買い上げしていくさまが映し出されている。
番組内では、『女芸人No.1決定戦 THE W』の初代女王となったゆりやんレトリィバァのために、「時の人にプレゼントすることで僕にも運が来る」と、25万8,000円のデニムをプレゼントしている。この1本で爆買いモードが入ってしまい、収録の合間に試着していた25万円のグリズリージャケットを、自分のために購入。さらに、長年共演してきたユースケ・サンタマリアにも、およそ25万円の革ジャン、進行役で支えてきてくれた大熊英司アナウンサーにもおよそ22万円のデニムをプレゼントし、総額104万円をイッキに散財した。
好きなアイテムを好きな人に贈ることができる草なぎのマインドと懐事情。いまだ、真の“いいひと。”なのだ。
(伊藤由華)