ダウンタウンが総合司会を務める歌番組の特番。トップバッターはSMAPで、新曲の『Yes we are』を引っ提げての登場だ。前半は『笑っていいとも!』の裏話で盛りあがり、後半は両チームのゲーム対決。“今までやったことがない事をしてみよう”と題して、かわいい顔をしながら、頭上に2冊の本を乗せて、ゴールまで歩ききるというものだ。これには、41歳の木村拓哉や中居正広、50歳の松本人志、浜田も必死。当然、アイドルSMAPのほうが有利だが、勝った木村に「俺のほうがかわいかったやろ」と、浜田が猛抗議。かわいさにこだわる50歳のおっさんは、貴重だった。
●第2位「ウンコの話、禁止」(さまぁ〜ず・三村マサカズ/テレビ朝日系『さまぁ〜ず×さまぁ〜ず』4月11日)
さまぁ〜ずが、ただしゃべるだけの立ちトーク番組。冠番組にして、深夜のユルすぎるトーク、台本なしという芸人にありがちなパターンながらも、ふたりならではの世界観をしっかりキープしている。今週はオープニングから、トイレの話。三村がこの収録前に行こうとしたら、相方の大竹一樹が「行きたてだけど」とつぶやいた。相方が行った直後のトイレは、気分が悪い。三村は我慢して本番を乗り切ろうとしたら、靴を履く時間を多めにとることによって、「もう、行きたてじゃない」と言い聞かせ、用を足しに行った。すると、「これでよく我慢しようとしたなって思う量が出た」と、汚い報告。嫌悪感に包まれた大竹に、「46歳で」と前置きした三村は、「ウンコの話、禁止」と自分に忠告した。
●第3位「普段は、さかりのついたポインターぐらいある」(宮川大輔/TBS系『噂の現場直行ドキュメン ガンミ!!』4月5日)
雨上がり決死隊・宮迫博之、宮川、小籔千豊、中村アンが、芸人が取材をしてきた映像をスタジオで観るだけの深夜番組。中村に厳しい小籔、放送コードを気にしない下ネタが、映像を上回るおもしろさにつながることもある。この日は、女性のふんどしが流行っているというニュースを冒頭で採りあげ、中村、宮川は急きょ、着替えに行くことに。中村は、ノーパンにふんどしという格好を、ワンピースのなかでしており、宮川はズボンを脱いで、ふんどし姿を披露した。「半分だけ見えてるよ」と宮川の下半身を“ガンミ”した中村に、「今日、調子悪いねん。普段もっとおっきいねん」と、言い訳する宮川。「普段は、さかりのついたポインターぐらいある」と、サイズにこだわる宮川の見栄は、なんだったのか。(伊藤由華)