記者から「お笑いを辞めて小説家に転向?」というちょっと意地悪な質問をされた村上は、「お笑い芸人が本を出したり、映画撮ったりするとよく言われますけど、こっちとしては(お笑いの)幅になるので、普段のしずるのコントを書く時にプラスになると思います」とコメント。「まだお笑いやってくんですか?」と畳み掛けられるが、「辞めないですよ」と完全に否定。
また、本が出来上がった時に相方の池田一真から「お前、よく恥ずかしくねぇな」とツッこまれたそうで、今現在相方には見せておらず、今後も本を渡す予定はないという。
囲み会見の最後には「本当に自分で書いてます?」とゴースト疑惑を問われたが、「誰が佐村河内だよ! 違いますよ! ゴーストじゃない。僕の本当にオリジナルです」と天地神明に誓っていた。
そして、この日の村上はリアルライブの独占インタビューにも答えてくれた。
小説を出版している先輩芸人の千原ジュニアや品川庄司の品川祐などを引き合いに出して「意識してますか?」と質問すると、「ないですね。小説を出した芸人同士で比べ合うのはないですね。もし、意識するとしたら、数字とかになってくると思います。売れてる、売れてないということでしか、意識できないと思います」と語った。
また、「今回の作品で映画化してキャスティングするなら?」と質問すると、「二階堂ふみさん、個人的にスキなんですよ。もし、自分がキャスティングの権限が100%あるならば、『延滞』という作品の女子高生役で…」と嬉しそうにコメント。相方の池田のキャスティングについては「ビジネスになるなら使いますよ」とかなりドライだった。
大物芸人が共演を果たした「笑っていいとも! グランドフィナーレ 感謝の超特大号」については、「あれだけの方々が集まって、すごいなーって思うのと同時に、これをお茶の間で観てる自分も頑張んなきゃいけない。『すごいなじゃねーだろ!』みたいな感じでしたね。その炎は消してはいけないですよね」と、やっぱりお笑い芸人で売れていきたいという意気込みを語った。