以前プライベートで、矢作兼がとんねるずの石橋貴明に「とんねるずって、ダウンタウンと仲悪いんですか?」と質問したことがあり、その時に石橋は「それよぉ、全然、仲悪くないんだよなぁ」と答えたという。とんねるずとダウンタウンは仲が悪いことはなく、またケンカもしたこともないと矢作は告白。ただ、西のダウンタウン、東のとんねるずという位置づけなため、“ライバル”の関係性だと指摘。また、石橋は「周りがよぉ、勝手にさ、遠ざけるんだよな」と明かしたという。お互いのコンビが共演NGになっているワケではなく、テレビスタッフなどの周りの人間が勝手に気を遣っていたことに、矢作は「アンタッチャブルなところだったんだろうね。お互いが共演しちゃいけないって」と語った。
そして、小木博明は「笑っていいとも!」最終回を観て、“とんねるずとダウンタウンがお互いに意識していた”と感じた場面があると語った。それは、SMAPの中居正広が「とんねるずとダウンタウンは(共演)ないんですか?」と質問した際に、石橋が「1回ある」と返答し、ダウンタウンの浜田雅功と松本人志が「春祭!」、石橋も「春の祭典」と答えた瞬間だという。実際にとんねるずとダウンタウンは1993年「FNS番組対抗! なるほど! ザ・春秋の祭典スペシャル」で共演している。小木は「これ完全に意識してたんだな。普通そんなのわかんないじゃん。番組名も言ってて、それをすぐに言えちゃうっていうのがさ。意識してたんだろうな」と分析。矢作も「そりゃそうでしょ!? すごいライバルだから」と反応していた。
矢作が言うようにとんねるずとダウンタウンが意識することは至極当然。意識していたからこそ、松本と石橋のカラミが生まれたのかもしれない。