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【週刊テレビ時評】“視聴率男”の座守れるか? キムタク主演「安堂ロイド」は好発進!

 7月期のTBS日曜劇場「半沢直樹」(堺雅人主演)は、最終話(第10話=9月22日)で42.2%(数字は以下、すべて関東地区)という驚異的な視聴率をマークし、全話平均でも28.7%の高い数字を弾き出した。

 それだけに、同枠の新ドラマはどうしても、「半沢直樹」と比較されてしまうことになる。そんなプレッシャーのなかで、木村拓哉主演の「安堂ロイド〜A.I.knows LOVE?〜」(TBS系/日曜日午後9時〜)が10月13日に15分拡大枠でスタートし、視聴率は19.2%と好発進だった。「半沢直樹」の初回19.4%には、わずかに及ばなかったものの、まずは上々の滑り出しといえる。

 正直、「半沢直樹」の数字を超えるのは至難のワザ。キムタクとしては、最近連ドラの主演を務めた「PLICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜」(フジテレビ系/12年10月期)の全話平均17.7%、同じTBS日曜劇場枠の「南極大陸」(11年10月期)の全話平均18.0%は、なんとかクリアして、“視聴率男”の座を守りたいところ。

 一方、「半沢直樹」の大ヒットで波に乗る堺は今クール、フジテレビ系「リーガルハイ」(水曜日午後10時〜)で主演。初回(9日)の30分拡大版は、21.2%の高視聴率でスタートした。

 12年4月期に放送された同ドラマの前作は、最高でも14.5%(第8話)、全話平均では12.5%とイマイチだっただけに、「半沢」効果であることは明らかで、真価が問われるのは第2話以降となりそうだ。

 その他に先週始まった新ドラマの初回は、TBS系「刑事のまなざし」(椎名桔平主演/月曜日午後8時〜)が8.4%(7日)、フジテレビ系「独身貴族」(草なぎ剛主演/木曜日午後10時〜)が12.6%(10日)、TBS系「クロコーチ」(長瀬智也主演/金曜日午後10時〜)が12.0%(11日)、日本テレビ系「東京バンドワゴン〜下町大家族物語」(亀梨和也主演/土曜日午後9時〜)が8.8%(12日)だった。

 また、NHK大河ドラマ「八重の桜」(綾瀬はるか主演/日曜日午後8時〜)第41話(13日)は、前週と同ポイントの12.4%にとどまり、4週連続の低視聴率に終わった。
(坂本太郎)

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