同番組に中田氏は旅先の中東・ドバイから生出演。同局の滝川クリステルアナのインタビューに応じ、快く朝青龍問題の質問を受けた。
「中田氏は、騒動後に自身の公式HPで『(メディアが)朝青龍をいじめているようにしか見えない』と擁護し、『がんばれ朝青龍』とエールを送っていたので、意見したかったんでしょう」(週刊誌記者)
朝青龍は7月下旬に中田氏らとサッカーをしていたことが発覚。「チャリティーとはいえ、中田氏が出なかったら、報道陣も集まらず、バレることもなかった」(同)というが、相撲協会は朝青龍に対し、2場所出場停止、減俸4カ月などの厳罰を科した。
当然、ネットでのチェックを欠かしていないと思われる中田氏。「ファンのためにも相撲協会は(朝青龍に)罰を与えるのではなく、(巡業に)一緒に行って、(ファンに)サインをするとか、話しをすれば丸く収まったと思う。なんでそれを止めたのか疑問。逆に騒ぎを大きくしたと思う」とハッキリと苦言を呈した。
「穏やかな表情でしたが、中田氏は少なからず責任を感じているはずだけに、擁護したと思われます」(同)
そんな2人の関係から、最近水面下で浮上しているのが、朝青龍の中田の事務所入りだという。
「中田の事務所には陸上の為末大、サッカーの大黒将志、水泳の北島康介ら世界レベルのトップアスリートが所属。スポーツ選手のマネジメントに関しては他の追随を許しません。さすが現役力士としての例はありませんが、型破りの朝青龍だけに、すでに話が進んでいる可能性もあります」(相撲関係者)
一時期は朝青龍が帰国しているモンゴルまで大挙して取材陣が訪れるフィーバーぶりだったが、時津風部屋の弟子の死亡事件で最近は話題にならず。間もなく、モンゴルでトレーニングを始めるというが、現状は厳しいという。
「すでに筋力は衰え、けいこ相手もおらず、コンディションを取り戻すのは厳しい。高砂親方は意見できず、帰国も未定。今度、何かでモメたりすれば、そのまま引退することもありそう」(同)
横綱にまでなったとなれば、協会に残らなくてもまだまだ日本で稼げるが、そうなるとバックアップが必要だ。
「帰国したら、本格的に中田の事務所関係者が接触することになりそうです」(同)
マネージメントをめぐって、相撲協会とまたひと騒動か?