卓越したメイク術で有名人そっくりの顔に変身し、一部でカリスマ的支持を集めるタレントのざわちん。彼女が出した本『ざわちん Make Magic』(宝島社)のアマゾンレビューの評価が凄いとネットで話題になっている。
何が凄いかというと、本自体の評価は良いと悪いの真っ二つに分かれているのだが、最低ランクの星一つに評価した読者たちの書き込み内容が壮絶なのだ。
「世界中探しても、目元だけ公開したメイク本はないと思います」
「購入して、真似て化粧してみたものの、毎回同じメイクプロセス! 何これ」
「ぜんぶゴールドブラウンのシャドウとアイラインを細く、長く、マスカラをたっぷり! で全員の顔マネが仕上がります」
ざわちんといえば口元のマスクがトレードマーク。しかし、この本の中でも口元はしっかりマスクで隠されていて、「これじゃあアイメイクの本じゃん!」というツッコミの書き込みが相次いでいる。
ここまでは分からなくもないのだが、さらには彼女のメイク自体が詐欺だと憤る人の書き込みも。
その読者いわく「最初はざわちんクオリティ高すぎ!」と大絶賛していたものの、ある日彼女の名前をネットで検索してみると、その隣に“合成 加工”の文字が表示された。「合成なんて! 何言ってるの!? 有名人は大変だなぁ!」と信じなかったのだが…。
「え、嘘でしょ!? 出てくる出てくるご本人の顔を切り取りそれをざわちん自身の顔に貼り付けたと確証された画像が次々と。マスクの紐が歪んでいたり、耳の穴が無くなっていたり、ご本人の服のままだったり、目から黒目の輪郭がはみ出ていたり。詐欺が真実でした」
こんな酷評にも関わらず、部数の方は14万部突破の絶好調だというから、かえって読んでみたい気にもなる?(明大昭平)