ピート・ポスルスウェイト、長年のガン闘病から死去

　イギリス人俳優のピート・ポスルスウェイトが65歳で死去。

　昨年は、大ヒット作『インセプション』と『ザ・タウン』に出演していたピート、長年に渡るガンとの闘病生活の後、2日、イングランド、シュロップシャーで亡くなったと、友人でジャーナリストのアンドリュー・リチャードソンが認めた。

　『ロストワールド/ジュラシック・パーク』でピートと仕事をした映画監督のスティーヴン・スピルバーグは、以前ピートの事を「世界一の俳優」と呼んでおり、そのことについてピートは後にジョークにしていた。

　「スピルバーグが本当に言いたかったのは、『ピートは自分の事を世界一の俳優だと思いこんでいる』ってことだよ」

　1993年の映画『父の祈りを』でオスカー候補にもなったピートには、7年間連れ添った妻のジャッキーさんと、ウィリアム、リリーの2人の子供がいる。