「Uッチーのような年収は億単位ではないかとされる超勝ち組もいるいっぽうで、キー局で人気番組を多数抱えていたような有名アナの中にも年収300万円を切ったと噂される某アナもいます。但し、あくまでフリーを標榜しているアナの中での話。廃業を余儀なくされている有名女子アナもゴマンといるでしょう」(女子アナ専の編プロ関係者)
では、彼女たちがそのように厳しい現状になってしまう理由などあるのだろうか。
「ひとつには、スキャンダルで消えていく女子アナは多い。スキャンダルを肥やしに…などと言いますが、女子アナの場合、特に関係者との不倫のお付き合いなどはご法度。そういった男性のほうは、セレブでもなんでもなくたんに富めるサラリーマンですから、アナ業界内部から干されるだけなのです」(芸能事務所関係者)
アナ本人が、すわ玉の輿と思っていても、周囲から見れば、オバマからサインをもらっておどけて見せるイチローのような“スター”でもなんでもない、というのが悲しい。
例えば、以下のアナが当てはまる。
「某美人アナ嬢。退社後、不倫の末に結婚、2年程度で離婚報道と続き、視聴者もファンもどっちらけだったのではないでしょうか。ほかに、苗字で呼ばれるなどお茶の間の人気者だった某アナ嬢も、不倫、離婚とスキャンダルが続き、視聴者はしらけ気味。あまり見なくなりましたね」(同上)
ほかにも、フリーは楽ではない理由がありそうだ。
「日経系の女性誌などを皮切りに、執筆活動を始める人は多いです。傾向としては、日テレやTBSあたり出身の女子アナが小説家やジャーナリスト志望、フジ出身者がダイエット本やお菓子の本などを書くことが多いイメージでしょうか…。しかし、専門分野がないとなかなか収入には結びつきません」(実話誌編集者)
ということで、セレブ婚をして欧州に在住し、物書きとしてライフスタイルの提案などをする素敵な女性に華麗に転身、と本人らのイメージ通りばかりには、なかなかいかないようである。
しかし、いくらスキャンダルを起こそうと、漢字の読みが怪しかろうが活躍している女子アナがいるのも事実。その秘密は…。
「大手プロに所属すればいいんじゃないでしょうか。例えばですが、日テレ出身で泥沼離婚騒動を起こした某アナ嬢などは大手所属のために、ナレーターにリポーターと活躍中ですよね?」(キー局作家関係者)
ともあれ、女子アナという才能溢れる人たちも、自ら望むかっこいい転身成功に至るには、なかなかに必死な道のりがありそうである。