美奈子さんはスケジュール管理を目的にして、芸能事務所「エースクルー・エンタテインメント」と契約。同日付で、公式ホームページ(HP)とブログを開設した。同日夜から、美奈子さんとエースクルーのHPは、アクセスが殺到したため、一時パンクするほどの注目度の高さを示した。
エースクルーとの契約にあたって、美奈子さんはこれまで名乗っていた「林下美奈子」から、林下を外して、「美奈子」に変更。ツイッターの登録名も「美奈子」に変えた。今後の活動では、「林下美奈子」は名乗らないもよう。
これは、芸能活動などをするにあたって、「離婚したのにもかかわらず、林下姓を名乗り続けて、ビッグダディの苗字を売名に利用している」との批判を回避するためと推察される。
ブログの開設にあたって、美奈子さんは「中学2年生から1歳児までの6人の子供をもつ、母をしています。子供と共に日々成長して、元気に健康に子育て楽しもうと思っています!! 最近、本を出版させて頂き、お陰様で色んな方面からお声を掛けて頂き、そのスケジュールを管理して頂こうと、エースクルーさんにお願いしました。芸能活動ではなく、テレビや雑誌を通じて知り合えた皆さんと共に、社会に貢献出来る活動をして行きたいと願っております。皆さん、これからもよろしくお願いします」とあいさつしている。
美奈子さんの自立に、ビッグダディもあきらめモードだ。実はテレビ朝日には、離婚した両家族のその後を追い掛けて、秋に「痛快!ビッグダディ」のスペシャル版を放送するプランを温めていた。ビッグダディも、「美奈子がOKなら」との条件付きで、この案に乗る方向であったが、ここに来て、その計画は暗礁に乗り上げてしまった。
3日、ビッグダディはツイッターで、「87歳になる祖母がBDシリーズ大好きなんです。もう放送しないんでしょうか?」とのフォローワーからの質問に対し、「まだ分かりませんね。美奈子さんはもうあの番組には難しいでしょうし、盛岡組だけだと薄いですよね」と回答。
2日には別のフォローワーに対して、「我が家だけではもはや大家族でもないし、(放送は)難しいと思いますよ」と答えている。
美奈子さんがビッグダディと決別を決めたことで、「痛快!ビッグダディ」の続編放送は風前の灯となった。
(坂本太郎)