「民放のアナウンサーの場合は、ニュース原稿を読み上げるだけであり、スタッフが用意した企画に乗っかるだけといった場合は多いかもしれませんが、NHKアナウンサーの場合はそればかりとは限りません。例えば、わかりやすい時事ニュース解説で知られるジャーナリストの池上彰さんは、もともと記者としてNHKに入社し、その後キャスターを務めるようになります。さらに、自ら企画した『週刊こどもニュース』も立ち上げています。このようにNHKは本人のやる気さえあれば何でもできる局であるため、有働アナもそうした環境で鍛えられてきたといえるでしょう」(業界関係者)
確かに有働アナが長年、司会を務めた情報番組『あさイチ』では、「セックスレス」「脇汗」を取り上げるなど、NHKらしからぬ大胆な番組作りが話題となった。特に「脇汗」は、有働アナ自身が番組でその姿が話題となったことから企画されたものだろう。そこには彼女のアイデアも活かされているのかもしれない。民放初の現場で、有働アナがどのような活躍を見せるのか期待したい。